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フィッティパルディ、2023年もハースF1のテスト兼リザーブドライバーを継続。新世代のF1マシンは、彼のスタイルに合っている?

ハースF1は、ピエトロ・フィッティパルディを2023年シーズンも引き続きテスト&リザーブドライバーとして起用することを明らかにした。

Pietro Fittipaldi, Haas F1 Team, is interviewed

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 F1世界チャンピオンに2回輝いたエマーソン・フィッティパルディの孫であるピエトロ・フィッティパルディが、2023年シーズンもハースF1のテスト兼リザーブドライバーを務めることになった。フィッティパルディはこれで、5年連続で同職を務めることになる。

 今シーズンはケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグのベテランコンビで戦うことを決めたハースF1は、テスト兼リザーブドライバーに、かつて負傷したロマン・グロージャンの代役として2レースに参戦した経験を持つフィッティパルディを、引き続き起用することになった。今シーズンも各車とも1回ずつ、金曜日のフリー走行でグランプリ出走2回以下の”ルーキードライバー”を走らせなければならない。フィッティパルディはまだ参戦2戦でこの”ルーキードライバー”に当てはまるため、今季もハースからFP1に出走する可能性が高いだろう。

「家族のようなハースF1に引き続き参加できることを、とても嬉しく思う」

 ハースとの契約を更新したことについて、フィッティパルディはそう語った。

「ハースのリザーブ兼テストドライバーとして、5シーズン目を迎えることになる。非常に競争の激しかったシーズンを経て、2023年を迎えることをとても楽しみにしている」

「新しいマシンと新しい開発を目にするのをとても楽しみにしているし、チームがVF-23でさらに大きな一歩を踏み出すことができることを願っている」

 ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、チームのことをよく理解しているフィッティパルディとの契約を延長することは、完全に理に適った選択だと説明する。

「継続性と一貫性がF1での成功の鍵だと、以前も話したと思う。ピエトロが2023年もチームに残ってくれることで、我々には協力な基盤が整ったと信じている」

 そうシュタイナー代表は語った。

「F1では、あらゆるシナリオに対して最小限のマージンの中で反応できる必要がある。ピエトロは実績のあるドライバーだし、2020年に2回走ったように、いつでもステアリングを握ってドライブする準備ができている」

「昨シーズン、彼はVF-22でプレシーズンテストを走り、フリー走行にも2回出走した。ポストシーズンテストでも走った。驚いたことに、グリッド上の多くのドライバーとは異なり、この新しいスタイルのマシンは、彼のアグレッシブなスタイルに合っていると言うんだ。コースでの走行時間が限られている昨今では、それは素晴らしいことだと思えた」

「彼は我々のチームにとって貴重な存在なので、今シーズンも共に働けることを楽しみにしている」

 
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