ハミルトン、最後尾から5番手まで挽回「裁定にはショックを受けたけど、自分の仕事に集中した」
ルイス・ハミルトンは、F1サンパウロGPの予選で失格になったことについて「ショックだった」と語ったが、スプリントレースでは見事な挽回を果たした。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1第18戦サンパウロGPの金曜予選でトップタイムをマークしたが、DRSの技術規則違反が見つかり、最後尾からスプリント予選レースをスタートすることになってしまった。
ハミルトンは最終周にも執念のオーバーテイクを見せるなど、5番手まで挽回。パワーユニット(PU)のICE(内燃エンジン)の交換により5グリッド降格ペナルティが科されているため、決勝は10番グリッドからスタートすることになる。
ハミルトンは、最後尾からのスタートとなったことを受け入れるのは難しかったと認めた上で、気持ちをリセットし、決勝に向けてグリッドを改善することに集中できたという。
「間違いなくタフだった」と、ハミルトンはSky F1に語った。
「チームがスチュワードに対応している間、僕はエンジニアとの仕事に集中し、メカニックたちの士気を高め、目の前の仕事に集中して何も考えないようにしていた」
「もちろんそれは、審議の結果を聞く直前までだった。裁定にはショックを受けたけど、それに引きずられることなく、落ち着いて前に進まなくてはいけない」
「だからすぐにリセットして、自分ができることをやることに集中して、全力を尽くしたんだ」
スプリントレースでどれだけ順位を上げられるか分からなかったと認めた上で、リカバリーするためにステアリングに用意されたいくつもの”オプション”を使ったと説明した。
「正直なところ、何が可能なのか全く分からなかった」
「限界や上限は決めていなかった。スタート直前、グリッド最後尾にいた時やフォーメーションラップの時には、10番手くらいまで上がることは可能かもしれないと考えていた」
「そして、『よし、それが僕の目標だ、できるだけ上に行くようにしよう』と思っていたんだ」
「でも、はるかに早くポジションを上げていくことが出来た。今日は本当にいろいろなものを燃料として使った。でも、あきらめずにプッシュし続けなければいけない」
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