ホンダのF1用V10エンジン、オークションで落札される。非稼働ながら約340万円は格安?

ホンダF1のV10エンジン”RA001E”がオランダのオークションで落札された。落札額は340万円程度と伝えられており、希少なホンダF1エンジンを手に入れるという意味合いでは、非稼働ながら実にリーズナブルだと言えそうだ。

ホンダのF1用V10エンジン、オークションで落札される。非稼働ながら約340万円は格安?
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 ホンダ製のF1用V10エンジンが、オランダで行なわれたオークションに出品され、47件の入札があり、最終的に2万4206ユーロ(340万9899円/7月21日の為替レート)で落札された。

 今回オークションで落札されたのは、2001年シーズンのF1で使われたホンダRA001E。3.0リッター、V型10気筒の自然吸気エンジンであり、BAR 003とジョーダンEJ11に搭載された形式である。

 ホンダは2000年からBARとコンビを組む形でF1に復帰し、2年目の2001年からはジョーダンにもパートナーシップを広げた。そしてこの2001年のスペインGPでは、ジャック・ビルヌーブ(BAR)の手により復帰後初となる表彰台(3位)を獲得、その後ドイツGPでもビルヌーブが3位に入っている。

 今回落札されたエンジンは、ピストンなどの内部の部品が欠けているため、稼働はできない状態。シーズン終了後に、ホンダのロゴを模ったスタンドに取り付けられ、ディスプレイ用として整えられたモノであるとみられる。

 実際に動かすためには、内部の部品を揃え、電子機器なども用意する必要があるため、実際には稼働はほぼ不可能であると言えよう。しかしながら、排気レイアウトやエンジンブロックの形状、さらには吸気トランペットなどをじっくり観察することはできるはずで、外見も実に美しく保たれている。ホンダやF1のファンにとっては、最高のディスプレイとなるはずだ。しかもホンダのF1エンジンが売りに出されることはそれほど多くなく、たとえ非稼働であっても300万円台で買えたのならば、実にお買い得であるようにも思われる。

 
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