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マッサの指導、初めての”教え子”ストロールへまったく届かず……?

フェリペ・マッサは、元チームメイトのランス・ストロールがマッサから指導を受けたとは思っていないと語ったことに、動揺したと明かした。

Lance Stroll, Williams, Felipe Massa, Williams, in the press conference

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 F1を引退したフェリペ・マッサは、F1での最後のチームメイトになったランス・ストロールが、マッサから何も指導されていないとコメントしたことに動揺したと認めた。

 ウイリアムズは、2017年からストロールをF1デビューさせることを2016年11月に発表した。この時点では、バルテリ・ボッタスがチームに所属していたものの、ニコ・ロズベルグ引退に伴いボッタスがメルセデスへ移籍してしまった。

 そこでウイリアムズは、2016シーズン限りでF1引退を表明していたマッサに、もう1年だけキャリアを延長してくれるよう頼み込んだ。マッサもチームのためならば、とそれを了承。経験豊富なマッサとストロールのコンビは順調にポイントを稼ぎ、コンストラクターズランキング5位を獲得した。

 その後、マッサは改めてF1から引退。代わって、ルーキーのセルゲイ・シロトキンがレギュラードライバーとなった。しかしウイリアムズはマシン開発の失敗もあり、前半戦を終えてポイント獲得わずか1回。ランキングも10位と最下位に沈んでいる。

 ストロールは2017シーズンについて、マッサというベテランと共に参戦した利点をあまり感じていなかったようだ。

「昨年、彼から何か指導と受けたとは思っていない」と、ストロールはマッサについてmotorsport.comに語った。

「なぜみんなが、コーチやメンターみたいなことが行われたと思っているのか、分からない」

 この発言を聞いたマッサは当時「コメントしない方がいい」と言って受け流していた。しかし最近、ブラジルのTV番組でその心境を明かした。

「できる限り謙虚に、彼のために多くのことをした」とマッサは話した。

「最初に彼に会ったのは、彼が7歳の時だ。僕にとって彼と共に戦い、彼を助けようとするのは楽しいことだった」

「スピードを発揮し、F1マシンやタイヤがどのように機能しているかを理解するのはとても困難だ。彼は18歳だったしね」

「僕は彼ととても近く、たくさんの話をした。僕はこれまで、他のドライバーを助けようとしたことはなかったけど、彼にはそういうことをしていた」

「(フェラーリ在籍時代、マッサのメンターだったミハエル)シューマッハーは、僕の”マスター”だった。彼が僕にしたことを、僕は彼にしようとした」

「だから、(ストロールのコメントを読んで)動揺した。僕が想像していたようなものではなかったからだ。しかし問題はない」

 マッサは資金面を優先した結果、ふたりの若手ドライバーを起用し、下位に低迷することになったウイリアムズを批判。これに対し、ストロールは事実ではないとして反論している。

 現在はFIAのカート部門の代表に就任し、フォーミュラEデビューへの準備も進めているマッサ。彼はウイリアムズが間違った方向に進んでいるという主張を変えてはいない。

「資金を持ち込んだから、彼(ストロール)がチームに加わった」とマッサは述べた。

「そして僕がチームを離れ、彼らはまた別の、チームに資金を持ち込めるドライバー(セルゲイ・シロトキン)を連れてきた」

「彼らは、最高のドライバーを手に入れようとはしていなかったんだ」

 ストロールのこれまでの最高成績は、2017年のアゼルバイジャンで記録した3位。上位勢が続々と離脱する展開ではあったが、F1で初表彰台を獲得している。

 2018年はそのアゼルバイジャンで8位に入っているストロールだが、今のところこれが唯一のポイントとなっている。今季ポイントを獲得できていないドライバーは、シロトキンのみだ。

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