F1復帰間近のアロンソ、交通事故で病院搬送。自転車トレーニング中に自動車と接触

アルピーヌからF1に復帰する予定のフェルナンド・アロンソが、スイスで自転車トレーニング中に事故に巻き込まれ、病院に搬送された。

Fernando Alonso, Renault F1 Team

 イタリアの『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じたところによると、2度のF1世界チャンピオンであるフェルナンド・アロンソが、スイスのルガーノ近郊で自転車トレーニング中に自動車と接触してしまったという。

 事故後アロンソは病院に搬送されたが、アルピーヌF1チームの声明によると、彼は意識があり命に別状はないようだ。

「アルピーヌF1チームは、フェルナンド・アロンソがスイスでサイクリング中に交通事故に巻き込まれたことを確認することができる」

「フェルナンド・アロンソは意識があり、明日の朝、さらなるメディカルチェックが行なわれる」

「アルピーヌF1チームは現時点ではこれ以上の声明を発表しない。明日、さらなるアップデートが行なわれるだろう」

 ガゼッタ・デッロ・スポルト紙の報道によると、医療スタッフによる初期検査では骨折の疑いがあるとされていたが、複数の情報筋はアロンソが重傷を負ったことを否定している。

 アロンソは2018年を最後にF1から離れ、様々なカテゴリーに挑戦していたが、昨年夏にアルピーヌと複数年契約を結び、F1に復帰することが決定した。

 それ以来、ルノーの旧型マシンをプライベートテストでドライブしたり、アブダビでの若手テストに参加するなど復帰の準備を進めてきたアロンソだが、開幕の6週間前にまさかの事態に巻き込まれてしまった。

 なお、アルピーヌは2021年シーズンのリザーブドライバーを正式発表していない。昨年は、ウイリアムズでF1を戦ったセルゲイ・シロトキンがその役割を担っていた。

 チームは3月上旬に新F1マシン「アルピーヌA521」を披露する予定で、シーズン開幕2週間前の3月12日にはバーレーンでプレシーズンテストが開始される。

 アロンソはプレシーズンテストに参加できるのか、どんな状態で開幕を迎えられるのか。さらなる情報が待たれる。

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