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角田裕毅、東京オリンピックは”世界で最も速い人”を決める100メートル走に注目「ウサイン・ボルトが大好きだった」

アルファタウリ・ホンダのドライバーとして今季のF1を戦う角田裕毅は、東京で始まったオリンピックでは、100メートル走に注目していると語った。

Race winner Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 celebrates on the podium with Usain Bolt

写真:: Sutton Images

 東京オリンピックが先日開幕し、連日様々な種目で、世界各国のアスリートがその力を競い合っている。

 開幕直前に行なわれたF1イギリスGPの際、母国でのオリンピック開催について、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅に話を聞いた。

 オリンピックを観戦するか? もしするならどの競技を見るかということを尋ねると、彼は次のように語った。

「100メートル走は観ると思います。でもご存知の通り、もうウサイン・ボルトは出場していません。僕は、ボルトの大ファンだったんです。でも辞めてしまったんですよね。それからもちろん、日本代表選手も応援しますよ!」

 もしオリンピックに出るとしたら、どんな競技がいいか? そういった問いに対しては、なんとも角田らしい言い方でこう答えた。

「体力トレーニングなど、あんまりトレーニングしなくていいスポーツがいいですね」

 角田は笑いながら冗談めかしてそう語る。チーム代表のフランツ・トストから課された日々のトレーニングは、それほど過酷なのだろうか?

「トレーニングをしなくて良いスポーツと言ってしまった以上、どれかを選ぶと、そのスポーツをやっている人たちに対して失礼になってしまうかもしれません。だから、選ばない方がいいかもしれないですね」

「でも、挑戦するならやっぱり100メートルでしょうか。もしやるなら、誰よりも速くならなければいけません。そして、僕は”誰よりも速い”というように感じたいです」

「そこで勝てば、世界で最も速い人間ということになるわけですからね。オリンピックの100メートルで金メダルを獲れれば、それは素晴らしいことだと思います」

 

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