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F1、新規則導入でトップと最後尾のギャップは半減する? 「1年経てば差が縮まるはず」とFIA

FIAは、F1に新たに導入された空力規則と予算制限によって、1年後には各チーム間の格差が以前と比べて半減すると考えている。

Mick Schumacher, Haas VF-21, Nicholas Latifi, Williams FW43B, and Nikita Mazepin, Haas VF-21, chase the pack at the start

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 F1は2022年シーズンから技術規則を一新。より緊密なレースを生み、チーム間の競争力をより平準化することを目的としたグランドエフェクトカーが導入される予定だ。

 レースの質が向上するかどうか、まだ判断することはできないが、F1の責任者たちは予算上限や空力開発のハンディキャップシステムを含むレギュレーションにより、より僅差の争いがもたらされると楽観視しているようだ。

 2021年はシーズンを通じて、トップチームと後方のチームで3秒前後の差がついていた。FIAのシングルシーター担当責任者であるニコラス・トンバジスは、新ルールの初年度を終えて事態が落ち着けば、その差が1.5秒程度まで縮まると予想している。

「現在、サーキットにもよるがベストからワースト(チームの格差)はおそらく3秒くらいだと思う」と、トンバジスは説明した。

「おそらく1年後には、その半分以下の差になることを期待している。それが私の希望だが、どうなるか見てみよう」

 新しいレギュレーションが導入されることで、トップチームがむしろアドバンテージを拡大するのではないかという見方もある。だが一方で、チームが新しいレギュレーションをより理解し、パフォーマンス向上につながる重要なポイントが分かってくれば、事態は一気に収束に向かうだろう。

 トンバジスは「2021年よりもエキサイティングになるとは考えにくい。というのも、比較する上で、非常に高い目標だからだ」と付け加えた。

「しかし少し収束すれば、もっと多くのクルマが争いに加わってくると思うし、それはプラスに働くだろう」

「昔のチャンピオンシップは、1年間に11人の優勝者が出て、数回の優勝でチャンピオンシップを獲得できたという記事を最近読んだ」

「そんな風になるとは言わないが、もっとバラエティが生まれるのは良いことだと思う。また、他のクルマと本当に近い距離で、タイヤをオーバーヒートさせることなく長時間戦えるようになれば、それはとてもエキサイティングだ」

 アルファロメオのフレデリック・バスール代表も、トンバジスと同様の意見を持っている。彼は特に中団争いが僅差になると考えているようだ。

「確かにメルセデスやレッドブル、そしてフェラーリは、技術やリソースなどの面で大きなアドバンテージを持っていることは間違いない」

「でも一歩その後ろを見ると、あるレースでは予選Q3に進めても、また別のレースでは予選18番手に終わることもあり得るんだ」

「正しい方向に進み、正しい選択をして、少しずつ改善していけば、良いステップに進めるはずだ」

Additional reporting by Luke Smith and Giorgio Piola

 
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