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来季シート危機感のラティフィ、チームに走り評価はイギリスGP以降を要望「今は力を発揮できている」

ニコラス・ラティフィは、2022年シーズンここまで苦戦が続いてきたが、ウイリアムズによるパフォーマンスの判断はシャシー変更を行なったイギリスGP以降で考えてほしいと主張している。

Nicholas Latifi, Williams FW44

写真:: Williams

 2022年シーズン前半戦、ウイリアムズのニコラス・ラティフィは、パフォーマンスで苦しい姿を見せてきた。しかし彼としては、イギリスGPでシャシーを変更した後の走りから、自身の力を判断して欲しいと考えているようだ。

 今シーズン、ウイリアムズはジョージ・ラッセルの後任としてアレクサンダー・アルボンを起用。ラティフィは彼との比較において、これまでの13戦で予選、決勝ともに負け越しており、ポイントも獲得できていない。

 2022年に導入された新規定のマシンへの適応に苦しんでいる様子だったラティフィだったが、シャシー交換を受けたイギリスGPで改善の兆しが見えた。ここで彼は予選Q3に進出してみせたのだ。

 ウイリアムズが既にアルボンとは複数年契約を結んでいる一方で、ラティフィは来季のシート確保に危機感を抱いている。最近motorsport.comの取材に応えたラティフィは、ウイリアムズによるドライバー評価が行なわれる際には、シャシー交換を受けたあとのパフォーマンスで評価して欲しいと語った。

「今は週末に出走していても、より快適に感じられている。つまり、自分ができると分かっているやり方でドライビングして、マシンからできるだけ多くの力を引き出すことができれば、パフォーマンスはあるしF1残留にも値すると思う」

「でも今年の序盤は、明らかにそうじゃなかった。これまでのレース(結果)やパフォーマンスを否定できないように、自分の立ち位置を明確にしようとしてきて、今は自分自身によりプレッシャーをかけているんだ。それは今はパフォーマンスが発揮できているからで、これから評価してもらいたいからだ」

「だからこそ、自分によりプレッシャーをかけているんだ。それに、プレッシャーはいつでもあるものだからね。自分にはできると分かっているし、それをここ数レースで示してきた。今はプレッシャーがかかっているけど、それがF1というものだろう」

Nicholas Latifi, Williams FW44

Nicholas Latifi, Williams FW44

Photo by: Williams

 なおラティフィはイギリスGP以前は、今季マシン『FW44』を快適に感じられず、進歩も無かったと認めており、ホーム戦のカナダGPでは非常にがっかりしていたという。

「モントリオールを離れる段階では、何も進展がないと感じていたんだ」

「なぜペースがこんなに遅いのか、その理由は分かっていたけど、戸惑いと混乱の最中でモントリオールを後にした。これまでは明確な改善点も無かったし、改善に向けた道筋も無かったんだ」

「そういったモノを消去法で判断するために、シルバーストンでシャシーを変更した。そして、そこからはパフォーマンスを発揮できている」

「何回か言ってるけど、シャシーが100%悪いと言ってるんじゃない。僕はパーツの一部なのか組み合わせなのかは別として、僕は99%”何か”がおかしいと言ってきたんだ。そういった問題はシャシーに起因していることもあるから、理解するのが難しいんだ」

「でも事実として、意気消沈して、フィーリングが迷子になってモントリオールでのレースを終えた。そしてシルバーストンからはずっと良くなった」

「ペース的に競争力が無いとしても、僕はそのことは考えすぎたりはしない。今は自分のマシンで何ができるのか、それを感じることができるし、マシンを限界で走らせても快適に感じている。それが主な違いなんだ」

「オーストリアでアップデートを行ない、予選と決勝では求められる位置につけたと思う。ポール・リカールでも同じような感じだった」

Nicholas Latifi, Williams Racing

Nicholas Latifi, Williams Racing

Photo by: Carl Bingham / Motorsport Images

 ウイリアムズのシート争い、という点ではオスカー・ピアストリが候補として挙げられてきた。しかし彼はアルピーヌとの契約問題は抱えつつも、来季のマクラーレン加入が確実視されている。そのため、ウイリアムズは来季のアルボンのチームメイト選定の見極めを続けていくことになる。

 そしてラティフィは、自身のコース上のパフォーマンスで、チームに自分自身のパフォーマンスを証明したいと語った。

「僕にできるのは、自分自身に集中することだけだ。ネガティブな結果となることを考えても、何の助けにもならない」

「こういったスポーツでは、様々なことが漠然としていて、多くのことは自分ではコントロールが叶わない。他のドライバーのパフォーマンスにも左右されるんだからね」

「今は自分のパフォーマンスに集中し、チームに何ができるのかを、ここに残りたいということを示すんだ。それが僕にできる全てだ」

「誰であれ『自分のポジションが確保されているという安心感や保証は役に立たない』と言ったら、それは嘘だろう。でも、F1の世界ではどんなトップドライバーでも数年ごとに(契約の問題が)出てくるのが常なんだ」

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