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F1 第16戦ロシアGP
正直者はバカを見る!? クビアトのヘルメットは「聞かれたから却下した」
F1レースディレクターのマイケル・マシは、ダニール・クビアトのヘルメットデザイン変更が許可されなかった理由について説明した。

Jonathan Noble
編集: 2019/10/01 22:57
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トロロッソのダニール・クビアトは、先日行われた地元戦のロシアGPで、白・赤・青でデザインされた特別デザインのヘルメットを使用することができなかった。既に2回以上ヘルメットデザインの変更を行っているドライバーが他にいるにもかかわらずだ。
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現在のF1競技規則は、各ドライバーはシーズンを通じて同じデザインのヘルメットを使用しなければならないと規定している。シーズン中1回に限っては特別仕様ヘルメットの使用が許可されているが、クビアトは既にイタリアGPで特別仕様のヘルメットを使用していたため、その規定に抵触し、ロシアGPでの特別仕様ヘルメット使用が認められなかったというわけだ。
この件について、FIAのレースディレクターであるマイケル・マシは、クビアトがカラー変更の正式なリクエストを提出したが、既に今季3つ目のデザインとなるため、却下する以外の選択肢は採れなかったと説明した。
これはレギュレーションにおいて“十分に同一視できる外装”であることが求められているため、各ドライバーはその範囲内で配色を変え、いくつかのヘルメットを使用してきたという経緯もあってのことだろう。
「クビアトが(デザイン変更の申請が却下されたことについて)狙い撃ちにされたとは思わない」
「『ヘルメットデザインがほぼ同じか』と質問をされた場合、答えはノーだった」
「チームは私に(ヘルメット)デザインが、私の判断で基本的に似ているかを尋ねた。これはレギュレーションに記されている文言だと思う」
クビアトのヘルメットデザイン変更は却下されたが、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)などは2回以上ヘルメットデザインの変更を行っている(ニキ・ラウダ追悼ヘルメットと母国のドイツGP仕様ヘルメット)と指摘されているのはご存知のとおりだ。
だがマシはそうした事例について、誰もヘルメットデザインの変更を事前に尋ねてこなかったからだと、ベッテルなどが多数のヘルメットデザインを使用できた理由を語った。
全てのチームが前もってヘルメットデザインの変更許可を得ているのかを訊かれたマシは、「必ずしもそうではない」と語った。
「一般的にその質問をする人は、イエスかノー、どちらかの答えを知らされることになる」
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)も、何種類かの異なる色のヘルメットカラーを使用したドライバーのひとりだ。しかしマシの語るところによると、そのヘルメットデザインの変更について、事前に情報を得ていなかったという。
「いいや、そのチーム(レッドブル)は私に何のリクエストも送っていない」
ホームレースで特別デザインのヘルメットを使用できないということで、クビアトの件は話題を集めたが、マシはこうしたヘルメットに関する状況は見直す必要があるかもしれないと話した。
「常にヘルメットデザインを変えるドライバーがいた場合、我々は映像のそれが誰なのかを、2度見して考えることになるだろう」
「だから、そうした規則が持ち込まれたのには様々な理由があった。そして金曜日の夜、我々はそれについて話し合い、それを検討していこうと話した」
「最終的にはレギュレーションの変更が必要とされるだろう。現時点では年に1度の特別仕様のみが許されている。そして(2回以上の)変更に関する問い合わせがあった時、返答は“白か黒か”になる」
異なるデザインのヘルメットを、レギュレーションで許された1回よりも多く使用したことで呼び出しを受けたドライバーは、これまでにいない。そしてマシは、ヘルメットデザインのレギュレーション違反について、どういった罰則が科されるかについては自身が決定するものではないと話した。
「私が罰則を適応することはない。スチュワードに問い合わせるだろう」
「何かあった時には、私はそれをスチュワードに問い合わせる。そしてペナルティが科されるか、科されないかは彼らの決定次第のはずだ」
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