Netflixがアイルトン・セナのドラマ制作をスタート。2022年に公開予定
Netflixは、アイルトン・セナの生涯とそのキャリアをテーマにしたドラマシリーズの制作をスタート。2022年からの公開を目指していることを発表した。


オンライン動画配信サービスのNetflixは、アイルトン・セナをテーマにしたフィクションドラマの制作をスタートしたと発表。2022年から公開される予定であることを明らかにした。
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このドラマは8部構成となり、ブラジルの映画制作会社ガレイン・エントレテニメント(Gullane Entretenimento)が手がけるという。同社は、セナ家とこれまでにない規模のパートナーシップを結んだという。
ガレイン社によればこのドラマは、「国民的英雄となり、世界を制覇した男の親密さ」に触れ、「3回のF1王者に輝いた男の個性と家族関係を追求する」としている。
NetflixはこれまでもF1関連のシリーズを放映してきており、現在各チームに密着する『Drive to Survive』の第3シリーズの撮影も行なわれている。
今回のセナのドラマは、セナがフォーミュラ・フォード1600に参戦するためにイギリスに移住するところから始まり、1994年のサンマリノGPで亡くなるまでが描かれるという。そしてセナ家の協力もあるため、セナが育ったサンパウロの家のセットなども使われることになるという。
アイルトンの姉であるビビアーニ・セナは、このドラマの制作にあたって、次のように語る。
「ほんの数人しか知らない彼についての話をする、そのことを発表できるのはとても特別なことです」
「セナ一族は、このプロジェクトをこれまでにないものにするために取り組んでいます。そして、それを世界にお届けするためには、Netflixに勝るモノはありません」
Netflixブラジルの国際制作ディレクターであるマリア・アンジェラ・デ・ジーサスも、今回の発表に際して次のように語った。
「セナの旅はサンパウロで始まり、そして世界を制覇しました。彼の感動的な旅を、世界中のファンに届けることができることになり、とても光栄です」
そうデ・ジーサスは語る。
「アイルトン・セナには、世代や境界を超えて残る遺産があります。そしてNetflixは、世界190ヵ国以上の加入者に、このドライバーの新しい姿をお届けできることを誇りに思っています」
なおこのシリーズは、英語版とポルトガル版の両方で撮影される予定であるという。
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