大不振フェラーリ、なんとかQ2進出。予選14番手のベッテル「できることはやった……驚きはない」
セバスチャン・ベッテルは、ベルギーGP予選でフェラーリが2台ともQ2で敗退したことについて「驚きはなかった」と語った。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
F1第7戦ベルギーGPで、フェラーリは大苦戦している。シャルル・ルクレール、セバスチャン・ベッテル共に予選Q2で敗退し、それぞれ13番手、14番手に終わったのだ。今季これまでで最悪の予選結果となっている。
しかしFP3ではルクレールが17番手、ベッテルが20番手だったため、フェラーリの2台がQ1敗退を喫するのではないかと見られていただけに、これでもまだマシな結果だったと言えよう。実際、ルクレールはQ1で15番手。16番手だったキミ・ライコネン(アルファロメオ)とはわずか0.087秒差で、なんとかQ1敗退を免れたのだ。
ベッテルは予選後、次のように予選を振り返った。
「(予選の結果は)このクルマが今日ここで何ができるかを示した、本当の姿だ」
「言うまでもなく、僕たちはできる限りのことをトライし、昨夜から今日に至るまで、改善しようと懸命な努力がなされた」
「少しはそれができたと思う。僕たちが望んでいたようなポジションではないけど、それは今回が初めてではない」
ベッテルは今季のマシン『SF1000』のパフォーマンスを考えると、この結果は驚きではないと語り、Q2に進出できるかどうかも疑わしいと感じていたという。
「13番手はポールポジションほどエキサイティングではないけど、それでも全てをまとめようとしたんだ」
「午前中はQ2にも行けないかと思っていたけど、2台共にQ2に進めた。言うまでもなくそれは成功ではないけれど、それが今日僕たちにできる全てだったし、それが僕たちの立場なんだ」
昨年のベルギーGPではフロントロウを独占したフェラーリ。ルクレールは、1年でこれほど多くのパフォーマンスを失った理由について、説明するのは「とても難しい」と語った。
「他の人たちは大きな一歩を踏み出している。僕たちは何が問題なのかを見つけ、それに対処する必要がある」
「今日はいい日ではなかったけど、それが今の状況だ。僕たちは懸命に努力しなければいけない。こういう日はとても難しいけど、チームの全員が前を向く必要がある」
「ファンが自宅でとてもがっかりしていることも理解できる。だけどドライバーとして、たとえ奇跡が期待できないとしても、レースではベストを尽くすつもりだ」
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