アルファロメオよ、目を覚ませ! 無得点続く現状にライコネンが喝

アルファロメオのキミ・ライコネンは、マシンパフォーマンスを向上させるためにチームが“目を覚ます”必要があると訴えている。

アルファロメオよ、目を覚ませ! 無得点続く現状にライコネンが喝

 F1第10戦イギリスGPを15位で終えたキミ・ライコネン(アルファロメオ)はレース後、無線を通してチームに「目を覚ます」よう発破をかけた。

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 今回ライコネンは予選で17番手に終わるも、翌日のスプリント予選レースでは13位でフィニッシュし、決勝レースを13番グリッドからスタートすることができた。決勝レースではポイント圏内に近い位置でレースをしていたライコネンだったが、終盤にセルジオ・ペレス(レッドブル)と接触したことでスピンを喫し、ポジションを落とし15位でレースを終えていた。

 アルファロメオは昨年に引き続き苦しいシーズンを強いられており、ここまで10戦を終えてライコネン、アントニオ・ジョビナッツィ共にそれぞれ1ポイントずつしか獲得できていない。ただチームは新基準の耐荷重テストをクリアできるリヤウイングの開発を除いては、2021年マシンの開発をすでにストップさせている状況だ。

 イギリスGPのレース後、アルファロメオのエンジニアはライコネンに、ペレスとの接触がなければポイント獲得の可能性もあったと声をかけた。それに対してライコネンは次のように返答した。

「そうかもしれないけど、僕たちはマシンを速くさせないといけない。いたってシンプルだ」

「彼らと戦うのは無理だ。さあ、僕たちは目を覚まして何かしないといけないんだ」

 その後ライコネンは改めて、今回のレースが攻撃よりも守備に徹した難しいものだったことを認めた。

「ここでは簡単なレースにならないだろうと思っていたけど、結果はその通りになった」とライコネンはmotorsport.comに語った。

「スタートの時は良かったんだけど、レースが進むにつれて、前よりもミラーを見ることが多くなっていった」

「戦おうとしたけど、十分ではなかった。他のコースではもう少しマシかもしれないけど、何ができるだろう」

 またペレスとの接触についてライコネンは次のように述べている。

「レースを通して僕たちは何度かバトルをしたと思うけど、明らかに彼らの方が速かった。でも僕はなんとか長い間彼を従えることができた」

「そして最終的にはいくつかのコーナーで並ぶようになった。(接触する)前のコーナーで僕はアウトサイドにいて、次のコーナーではインサイドになった。彼は僕のことが見えてなかったのかもしれないけど、僕は(ペレスと接触して)スピンしてしまったという訳だ」

「突然彼がターンインしてきたことで、僕はコースを外れることになった。でも11位や12位でフィニッシュしても何の意味もないから、ポジション争いをした方がいいんだ」

 アルファロメオのトラックエンジニアリング責任者であるシェビ・プジョラは、現時点ではポイントを獲得するための速さがないことを認めた。

「我々は今回もポイントに近いところで戦うことになるだろうと思っていた」とプジョラ。

「そして前で何かが起きれば、(ポイントに)近付くことができる。しかしあと少しのところで届かない」

「我々はキミと共にアグレッシブに戦い、早い段階から“殴り合い”をしていた。しかしレース中盤からポイントに近付くためには、もう少し速さが必要だった」

 

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