F1

レッドブルF1、開発予算の大半を既に使い果たした? チームは噂を完全否定

レッドブルは、今季最大のライバルであるフェラーリを打ち負かすべく、すでに年間予算の大半を使い果たしたのではないかという噂を完全否定する。

Jonathan Noble Christian Nimmervoll

編集: 2022/05/14 3:00

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Max Verstappen, Red Bull Racing RB18

 レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、既にチームは今季の開発予算を使い切ったのではないかという噂を否定。予算を注入する場所を慎重に検討していると語った。

 2022年のF1は、フェラーリとレッドブルが激しい先頭争いを繰り広げている。シーズン開幕時はフェラーリが先行しているように見えたが、次第にレッドブルが前進。実際エミリア・ロマーニャGPとマイアミGPでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが連勝を果たし、その優劣が逆転したようにも見える。

 フェラーリはこれまで、今季マシンF1-75に大きなアップデートを投入するのを避けてきた。しかし次のスペインGPには大規模な改良を施したマシンを持ち込む予定であり、そのパフォーマンスを確認するため、フィルミングデーまで実施するという念の入れようだ。

 一方でレッドブルは、既にここまでに多くの開発を施したため、パフォーマンスが向上した可能性がある。つまり、昨シーズンから導入された年間の予算上限額に、フェラーリよりも早く到達してしまうことも十分に考えられるのだ(今シーズン、各F1チームは1億4000万ドル/約180億円までしか使うことが許されていない)。

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、F1マイアミGPの後に次のように語っていた。

「予算の上限もあるから、ある段階でレッドブルが開発をストップさせることになるだろうと願っている。もしそうじゃなければ、彼らがどうやってパフォーマンスを上げているのか、理解できないね」

 しかしレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるマルコは、シーズン序盤に多くの開発予算を投下したという噂を否定。チームの支出は実態と一致しており、アップデートを施す度にマシンの重量が減少しているため、その利益は大きいように見えると語った。

 フェラーリよりも多くの開発予算を既に費やしたと考えているか? そう尋ねられたマルコは、次のように語った。

「私はそうは思わない。残念ながら、まだ最低重量には達していないため、アップデートの度に重量が減るような形でアップデートを計画している。次のアップデートでも、最低重量に完全に到達するということはないだろう」

「この点では、フェラーリと大きく異なる立場にいるとは思わない。特に、これまでカルロス・サインツJr.は、何度かマシンをクラッシュさせている。これが、彼らにどんな影響を及ぼすだろうかと考えているんだ。それは、おそらく安くはないだろう」

 とはいえ輸送コストが増加していることもあり、予算上限については懸念があるということも、マルコは認める。しかしこの側面は、全てのチームにとって同じ問題であろう。

「ロジスティクスのコスト増加が問題になっていることは事実だ」

 そうマルコは語る。

「しかしそれは我々にだけ影響を与えるわけではなく、フェラーリやその他全てのチームにも影響を及ぼすはずだ」

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも、予算の上限には最大限の注意を払い、最大限の効果をもたらすアップデートを生み出すことに集中していると語った。

「今年は予算上限が制限されているため、アップグレードを投入する場所には細心の注意を払う必要がある」

 そうホーナー代表は説明する。

「我々は、投入した予算に見合う価値があるモノを、確実に導入する必要があるんだ」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 フェラーリの”極秘”フィルミングデーを激写。DRSに変化あり? 次戦の大規模アップデートをテストか

次の記事 アルファロメオ代表、ミスで5位逃すもボッタスの結果に満足「チームにとって大いなる成果」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Jonathan Noble



大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

F1

F1 2024/12/29

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす



ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

F1

F1 2024/12/27

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす



僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

F1

F1 2024/12/25

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

More from

レッドブル



バクーで表彰台のハジャー、セパン戦は5グリッド降格と認める。リンドブラッドもグリッド最後方に

F1

F1

バーレーンGP

8 時間前

バクーで表彰台のハジャー、セパン戦は5グリッド降格と認める。リンドブラッドもグリッド最後方に



”若き天才”同士のリスペクト。アントネッリ、フェルスタッペンからの学び「彼のすぐ近くで走っていると、分かることがある」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 日前

”若き天才”同士のリスペクト。アントネッリ、フェルスタッペンからの学び「彼のすぐ近くで走っていると、分かることがある」



モナコGPのスプリント開催、フェルスタッペンは無の境地? 「どこだろうと気にしていない」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

2 日前

モナコGPのスプリント開催、フェルスタッペンは無の境地? 「どこだろうと気にしていない」

最新ニュース



雨が降るって言ったのは誰? ドライのまま60分終了……最速ルクレール。アストンマーティン・ホンダのアロンソ15番手|F1バーレーンGPフリー走行2回目

F1

F1 F1

バーレーンGP

14 分前

雨が降るって言ったのは誰? ドライのまま60分終了……最速ルクレール。アストンマーティン・ホンダのアロンソ15番手|F1バーレーンGPフリー走行2回目



「遅かった。悔しいです」小椋藍、日本GP初日は15番手と苦しむ。マシントラブル影響は否定

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

27 分前

「遅かった。悔しいです」小椋藍、日本GP初日は15番手と苦しむ。マシントラブル影響は否定



F1バーレーンGP FP2速報|雨、結局降らず……ルクレールが最速も、フェルスタッペンはソフトタイヤ使わずに爪隠す。アロンソ15番手

F1

F1 F1

バーレーンGP

40 分前

F1バーレーンGP FP2速報|雨、結局降らず……ルクレールが最速も、フェルスタッペンはソフトタイヤ使わずに爪隠す。アロンソ15番手



コラピント、追加のグリッド降格ペナルティで最後列スタートへ。前戦多重クラッシュのペナルティに加え、PU交換を実施

F1

F1 F1

バーレーンGP

1 時間前

コラピント、追加のグリッド降格ペナルティで最後列スタートへ。前戦多重クラッシュのペナルティに加え、PU交換を実施

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録