お互いを知り尽くしている……ラッセル、アルボン、ノリスはカート時代からの“戦友”
ジョージ・ラッセルは、アレクサンダー・アルボンやランド・ノリスと切磋琢磨した10代の頃を振り返り、大きな犠牲を払ってきたと語った。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
2019年シーズンのF1では、ジョージ・ラッセル、ランド・ノリス、アレクサンダー・アルボンという3人のルーキーがデビューを果たし、それぞれが高い評価を得た。
後半戦にトロロッソからレッドブルへの昇格を果たしたアルボンは、3人の中で最上位となるランキング8位でシーズンを終えた。マクラーレンのノリスも同11位と善戦する中、ウイリアムズのラッセルはマシンのパフォーマンスの低さに苦しめられ、ただひとりのノーポイントに終わってしまった。しかし、予選ではチームメイトのロバート・クビサに全勝するなど実力を見せた。
同世代の3人は共に、カートからF3、F2といったジュニアフォーミュラに至るまで、互いに競い合って成長してきた。彼らはレース活動のために学校をしばしば早退するなど、学生生活を犠牲にしてきたが、ラッセルは「それが普通のことのように感じていた」として、特殊な生活をしているという意識はなかったと語った。
「僕たちは学校を早退したり、大きな犠牲を払ってきた。誰も10代のうちはパーティーに行ったりはしなかった」
「でもそれが普通のことだと思っていた。特別なことをしているような感覚はなかったんだ。それがF1ドライバーになるために必要なことだと思っていたからだ」
またラッセルは、3人がキャリアの多くの期間で共にレースをしたことで、3人共「同じレベルにいる」ことを感じたといい、お互いに切磋琢磨しながらここまできたという。
「僕たちは12〜13歳の頃から競い合っていて、無意識のうちに切磋琢磨していた」
「だからF1にたどり着いた時、僕たち3人が同じレベルにあることは分かっていた。これまでに何度も一緒にレースをしてきて、お互いの実力を知っているから、とてもやりやすかったよ」
「僕はマックス(フェルスタッペン/レッドブル)とシャルル(ルクレール/フェラーリ)が小さい頃から競い合っているのを見てきた。彼らも僕たちと同じようなことを思ったかもしれない」
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