シンガポールでの2週連続F1開催案が浮上? 中止になったロシアGPの代替案
開催が中止となったロシアGPの代替レースとして、シンガポールで2週連続でレースを開催する可能性があることが、motorsport.comの取材により分かった。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
ロシアがウクライナに侵攻したことで、今シーズンのロシアGPの開催予定がキャンセルされることになった。この代替グランプリについては様々な候補地の名が挙がってきたが、シンガポールで2週連続でグランプリを開催する案が浮上していることが分かった。
2月にロシアがウクライナに侵攻したことに、F1は即座に反応。9月25日に決勝が予定されていた今年のロシアGPの開催を中止し、同グランプリの契約も即座に終了した。
しかしF1は、今季予定通りの23戦を開催したいと考えており、代替の開催地としては、昨年初開催されたカタールGPの名前などが挙がっている。
カタールGPは、2023年以降10年間の開催契約を既に締結済み。今年に関しては、サッカーのワールドカップの開催が決まっているため、F1は開催しないことになっていたが、ロシアGPの代替として開催される可能性が浮上していたのだ。ただ9月後半のカタールは、日中の平均最高気温が38度。たとえナイトレースとなったとしても、過酷なレースになることは必至だ。
motorsport.comの調べによると、シンガポールで代替グランプリが開催される可能性もあるようだ。当初はロシア、シンガポール、日本と3週連続でF1が開催される予定だった。しかしシンガポールで2週連続でレースを開催した後、鈴鹿に向かうという案があるという。
このアイデアはすでにシンガポールGPのプロモーターと話し合いが行なわれたようで、2週連続でレースを開催する場合には、スタート時刻をずらす案が検討されているという。
シンガポールは、2019年を最後に新型コロナウイルスの感染拡大に伴ってF1の開催が中止されてきた。しかし最近になって、観光客の入国が再開され、F1の開催も問題がないと見られている。
もしカタールでの代替開催が実現しないこととなれば、シンガポールでの2週連続開催は、実に現実的なモノとなってくる。
もうひとつの選択肢は、開幕戦の舞台であるバーレーンを再び訪れ、レースを開催するというモノだ。この場合には、2020年のサクヒールGPで使われた、外周部分を使う超高速レイアウトで開催されることになるだろう。
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