CARGUY RACING、2020年のル・マン24時間レースに参戦へ。MR RACINGの参戦枠を受け継ぐ形に
CARGUY RACINGは、今季のWEC第8戦ル・マン24時間レースのLM-GTE AmクラスにAF CORSEと組んで参戦することを発表した。
写真:: Joe Portlock / Motorsport Images
CARGUY RACINGは8月12日、9月17~19日に開催されるル・マン24時間レースにAF CORSEとのコラボレーションで参戦すると発表した。
スーパーカーを使ったエンターテイメント集団として生まれたCARGUY。主宰する木村武史のレース参戦とともにモータースポーツ活動に参画し、2018年にはスーパーGT GT300クラスも戦った。
そんなCARGUY RACINGは、フェラーリ488 GT3を駆り2018-2019シーズンのアジアン・ル・マン・シリーズに参戦すると、シリーズ全勝でチャンピオンに輝きル・マン24時間レース参戦権を獲得した。
昨年のル・マンには、AF CORSEと組み木村、ケイ・コッツォリーノ、コム・レドガーというラインアップで参戦。初挑戦ながらLM-GTE Amクラス5位と、しっかりと結果を残した。
2019-2020シーズンのアジアン・ル・マンでは惜しくもランキング2位に終わり、ル・マン参戦権を逃していたCARGUYだったが、思わぬ形で2年連続のル・マン挑戦が実現することになった。
AF CORSEから、2019-2020シーズンのWECにレギュラー参戦していたMR Racingの参戦枠を使って、ル・マンに出場しないかという打診があったのだという。
石川資章が設立したMR RACINGはWEC参戦2シーズン目を迎えており、昨年9月に行なわれた開幕戦シルバーストンではクラス3位を獲得。ランキングではクラス7番手となっているが、今週末にスパで行なわれるシーズン再開初戦への参戦を直前で取りやめている。
AF CORSEがオペレートしていたMR RACINGの枠を使ってル・マン24時間レースに参戦する形となるCARGUYは、『プライベートチームとして日本を代表してWECを戦ってきたMR RACINGの意志を受け継ぐ』として、MR RACINGへの敬意を表した。
「ル・マンの路面を十分に攻略し切れていなかったことは、全力を尽くしていたとはいえ、ずっと心残りとして残っていました」と、木村はプレスリリースにコメントした。
ドライバーとしては、木村とコッツォリーノの他、第3ドライバーにも日本人ドライバーを起用する予定だという。木村はスーパーGT第3戦鈴鹿(8月22~23日開催)に、33号車エヴァRT初号機 X Works R8のアレックス・アウの代役として、GT300クラスを戦うことになっており、その後フランスに向かうことになる。
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