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鈴鹿8耐で転倒し一時重体のジーノ・リア、リハビリ費用の援助を募集中。脳神経損傷で記憶に影響

2022年の鈴鹿8時間耐久ロードレースで転倒し、治療が続いていたジーノ・リア。彼は現在退院し、リハビリへと進んでいるが、そのためにかかる費用を寄付で募っている。

Gino Rea, FCC TSR Honda France

写真:: Good-Shoot.com

 8月7日に行なわれた2022年の鈴鹿8時間耐久ロードレース。3年ぶり開催となったこのレースだが、フリー走行で転倒し、大きな怪我を負ったジーノ・リア(F.C.C. TSR Honda France)がクラウドファンディングでリハビリ費用を募っている。

 リアは8月6日のフリー走行中、日立Astemoシケインで転倒。ドクターヘリで四日市内の三重県立総合医療センターへ搬送された。

 当初、リアは意識不明の重体と伝えられ、危険な状態だとされていた。ただ彼はそこから驚異的な回復を見せ、8月中旬には人工呼吸を外し、病院内での歩行を再開させるなど、快方に向かっていることが伝えられた。

 そして9月5日には母国イギリスでリハビリを続けるために帰国したことが発表された。合わせて、リアはリハビリに掛かる費用に関して、寄付による協力を募っている。

 彼はクラッシュの結果”びまん性軸索損傷”という外傷を負った。主に転倒や交通事故の結果、神経線維の断裂が起こるもので、意識障害や運動麻痺など機能障害を呈する症状に対し、こうした診断が下される。

 びまん性軸索損傷に対して、特定の効果的な治療は見つかっておらず、回復に関しても個人差がある。そのため回復の可能性を高めるためにも、適切なリハビリを一貫して受けることが必要となる。

 リアはこの損傷により、記憶の面で大きな影響を受けており、そのための専門的な治療が必要だという。家族はリアに再び、これまでの人生の重要な瞬間を思い出せるようになって欲しい、家族や友人との素晴らしい時間を忘れないで欲しいと願っており、費用のかかるリハビリへの援助を求めている。

 寄付を募るページには、こう記されている。

「ジーノが完全に回復するためには、資金を調達し、費用のかかるリハビリを継続しなければなりません。ジーノが最善の結果を得るために、皆さんの協力が必要です」

「どんなに小さなことでも構いません。ご協力への感謝の気持ちを忘れることはないでしょう」

「寄付のご協力のほど、よろしくお願いします」

 リアは2009年に欧州スーパーストック600選手権でチャンピオンを獲得。スーパースポーツ世界選手権では優勝、そして表彰台を多数獲得。FIM世界耐久選手権でも23回の表彰台と優勝3回と実績豊富なライダーだ。

 寄付はgofund.me(外部サイト)で募っており、9月14日現在では約575万円が集まっている。

 
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