2023年の鈴鹿8時間耐久レース、WSBKとの日程重複を避けるため1週間後ろ倒しに。開催日は8月4〜6日
2023年の鈴鹿8時間耐久レースは、世界スーパーバイク選手権のトップライダーが参戦できるよう、開催日程を1週間遅らせ、8月4〜6日に開催されることになった。
写真:: Jun Goto
鈴鹿8時間耐久レースは、例年7月の最終週に開催されることが多かった。しかし2023年のレースは、スーパーバイク世界選手権(WSBK)との日程重複を避けるため、8月4〜6日に開催されることになった。
鈴鹿8耐は、例年MotoGPやWSBKに参戦中のライダーが出場し、大きく盛り上がるレースとして知られている。ただWSBKが今月初めに発表した2023年の開催カレンダーを見ると、鈴鹿8耐と同じ週末にレースが組まれていた。
これを受け、鈴鹿8耐を含むFIM世界耐久選手権のプロモーターであるディスカバリー・スポーツは、日程調整のために動いた。その結果、鈴鹿8耐を1週間後ろ倒しにし、8月4〜6日にかけて開催することとなった
ディスカバリー・スポーツのイベント責任者であるフランソワ・リベイロは、次のように語る。
「鈴鹿8耐は、ライダーやチーム、マシンにとって大きな試練であるだけではなく、日本のバイク業界が大成功を収めたことを祝うモノでもある」
「したがってトップライダーやチーム、メーカーが、この象徴的なサーキットで開催される有名なイベントに参加できるということは必要不可欠だ。8月4〜6日という新しい日程を確定するために協力してくれたFIMとモビリティランドに感謝する」
新型コロナウイルスの影響により、鈴鹿8耐は2020年、2021年と2年連続で中止されることとなった。しかし今年は3年ぶりの開催が実現。イケル・レクオナ、高橋巧、長島哲太の3人が走らせたホンダ・レーシング(HRC)が優勝を果たした。このうちレクオナはWSBKのレギュラー参戦組。またカワサキから参戦したジョナサン・レイも、WSBK参戦ライダーである。
ただ日程が1週間後ろ倒しされたことでWSBKとの日程重複は避けられたものの、MotoGPのイギリスGPと同じ週末になってしまったため、MotoGPライダーが参戦するのは現実的に不可能になった。
なおFIM世界耐久選手権の2023年開催カレンダーは、次のようになっている。
Rd.1 ル・マン24時間:4月13〜16日
Rd.2 スパ24時間:6月16〜18日
Rd.3 鈴鹿8時間:8月4〜6日
Rd.4 ボルドール24時間:9月14〜17日
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