7番手ミラー「タイヤのせいで……腹が立つ」チームメイトのバニャイヤと明暗分かれる結果に

ドゥカティのジャック・ミラーは予選で使用したタイヤが上手く機能せず、週末を通じての好調さを結果に結びつけることができなかったと語る。しかし、一方でチームメイトのフランチェスコ・バニャイヤはフロントロウを獲得。レースに向けて自信を見せた。

7番手ミラー「タイヤのせいで……腹が立つ」チームメイトのバニャイヤと明暗分かれる結果に

 ドゥカティのジャック・ミラーはシルバーストン・サーキットで開催されている第12戦イギリスGPの週末を好調な走りで進めてきた。そのため、土曜に行なわれる予選ではポールポジション獲得に期待が高まったが、思うような結果を残すことができなかった。

 ミラーは予選Q2へ直接進出したものの、結果は7番手。ポールポジションを獲得したポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ)からは0.479秒差を、2番手となったチームメイトのフランチェスコ・バニャイヤからも0.458秒差をつけられてしまった。

 予選の結果について、もっと期待をしていたか? そうミラーに訊くと彼は次のように答えた。

「そうだね、FP3ではユーズドタイヤを履いて新品タイヤと全く同じラップタイムを出せていた。だけど予選では新品タイヤを2本使ったにもかかわらず、それ以上のタイムが出せなかった。これはちょっと辛いね」

「新品タイヤを履いたのに上手くいかないなんて、間違いなく腹が立つことだ」

「多くは言えないけど、まぁ、そのとおりだ」

 現在MotoGPクラスに供給されているミシュランタイヤは、同じコンパウンドであっても、タイヤごとに性能が安定しないことがあり、ここ数シーズンで共通の問題となっている。そして今回ミラーもこの問題に悩まされ、結局改善することはできなかった。

 motorsport.comはミラーに対し、この問題の解決にライダーができることは何かと尋ねた。

「今のところ、あなた達と同じように僕にも分からない」

「僕は彼ら(ミシュラン)が良いとも悪いとも言わない。ただ、今朝(FP3)は上手くいったけど、午後(予選)は上手くいかなかっただけだ」

Jack Miller, Ducati Team

Jack Miller, Ducati Team

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

 チームメイトのバニャイヤはホルヘ・マルティン(プラマック)が1分58秒008をマークし予選のトップタイムを記録した場面を見た時、当初は“愕然とした”と認めた。しかし、マルティンの記録したラップタイムは後にコースのショートカットが認められ、トラックリミット違反により抹消された。

 過去シルバーストンでは苦戦してきたバニャイヤだが、今回はドゥカティのマシンに“とても自信がある”とし、決勝レースでの活躍に期待を示した。

「僕としては、今週末僕たちは非常に上手くやっていると思う」

「走り出しは少し苦戦したけど、セッションごとに一歩ずつ前進し、FP4ではマシンに自信を持てた」

「確かにファビオ(クアルタラロ/ヤマハ)は少し速かった。でもレースでは3、4人のライダーで争うことになると思う」

「予選でホルヘの1分58秒008というタイムを見た時には、少し驚いた。そんなタイムはありえないと思っていたら、キャンセルになったね」

「ともかく、嬉しい。フロントロウ獲得はいつであろうと良い結果だ」

「このトラックはレイアウトも含め、全てが気に入っている。でもいつも少し苦戦してきたから、今年は強さと競争力があって嬉しい。良いレースができると思う」

 

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