危険路面に不満爆発のアメリカズGP、ライダーのレース短縮要求は“真剣”に取り合われなかった?

MotoGPアメリカズGPの開催にあたっては、路面状況の安全性を巡ってライダーたちから懸念が出ていた。ダニーロ・ペトルッチによると主催者側は、ライダーたちの“レース短縮”という提案に真剣に取り合ってくれなかったと感じられたと不満を漏らした。

危険路面に不満爆発のアメリカズGP、ライダーのレース短縮要求は“真剣”に取り合われなかった?

 サーキット・オブ・ジ・アメリカズで2013年から開催されているMotoGPアメリカズGP。2021年は2年ぶりの開催を迎えることができたが、ライダー側からは路面状況が危険だと懸念が噴出する状況となっていた。

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 決勝レースに向けては、初日のセーフティコミッションでライダー側からレース短縮が提案されることになった。ただ実際に決勝レースが減周されることはなかった。

 そしてダニーロ・ペトルッチ(テック3)によると、レースを統括するFIMや運営のドルナ・スポーツは、レース短縮の要求に真剣に取り合ってくれなかったと感じられたという。

「僕らは(レース短縮を)要求した。でも彼らは僕たちがジョークを言っていると考えたみたいだ」と、ペトルッチは語った。

「セーフティコミッションで、僕たちはレース短縮を要求した。もっとも、僕も実現可能だとは思っていなかった」

「僕らライダー全員が賛同しているかもわからなかったし、僕たちに何ができるかも分からなかったからね」

「でも9割が短縮を望んでいたことは確かだと思う。僕だったらレースは短縮させた」

「さっきも言ったけど、彼らは僕たちがレース短縮についてジョークを言っていたように考えていたと思う」

「彼らは僕らのことを真剣に考えてくれていなかった。本当に後悔することになってもおかしくない。でも、彼らとしてはそんなことはないんだろう」

 レース短縮は実現されなかったが、セーフティコミッションでは2022年シーズンにCOTAで再びグランプリを開催するためには、ターン2からターン10の再舗装を行なうことが最低限必要だという点でまとまったという。

 なおCOTAは2019年にMotoGPとF1から路面に関する不満が噴出したことを受け、2020年シーズンに向けて路面の一部を再舗装している。

「セーフティコミッションでは1~2名のバンプを楽しんでいるライダーを除いた全体として、みんながこのトラックは安全ではないととても怒っていて、ここでのレースは受け入れられないとしていた」

 アプリリアのアレイシ・エスパルガロは、そう語る。

「多くの仲間が協力したとしたら、ここで明日のレースは走れないと言っていただろう」

「でも僕らはここに居る。それが実際のところだ。でも来年も解決策がないようなら、またここでレースをするのは不可能だし、95%のライダーは同じ考えだった」

「彼らは最低限ターン2からターン10にかけて再舗装すると約束してくれていたんだ」

「来年、ここに戻ってくるために最低限何が必要かと訊かれたんだ。それで全員がトラックで最悪の部分であるターン2からターン10までの再舗装が必要だと言った。ターン2、ターン10は大きなバンプがあるし、ターン6も最悪だ」

「そして彼らは、もしこの仕事ができなければ、来年は(COTAへ)来ないと約束してくれた」

 

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