クアルタラロ、モトクロスでのトレーニングで転倒し左手骨折。不幸中の幸いか手術は必要無し

　ヤマハからMotoGPに参戦中のファビオ・クアルタラロは、バイクトレーニング中に左手を骨折してしまったことを報告した。

　クアルタラロはSNSへの投稿で、オフシーズンのモトクロストレーニング中に転倒し、左手に怪我を負ってしまったことを明かした。

　なお左手の怪我は小さな骨折のため、外科手術は必要なく、固定して回復を待つことになる。

　またクアルタラロは今シーズン終盤戦のマレーシアGPのFP3で転倒した際、左手を負傷。中指に小さな骨折を負ってしまっていた。後に手術も受ける予定だとされていたが、最終的にクアルタラロは指の手術は受けないことになった。

　ヤマハはMotorsport.comに対し、次のように語っていた。

「最終的に、クアルタラロは手術を受けないこととなった。彼は怪我から十分に回復しており、手術も治療より外見的なもののためだった。そして最終的に手術は行なわれないこととなった」

　MotoGPは年内のスケジュールは既に終了済み。来年2月にセパンでプレシーズンテストが予定されており、スプリントレース導入と合わせ、過去最多レースとなる2023年シーズンがいよいよ開始となる。ライダーはこうした怪我を今のうちに直し、よりフィジカル面で準備を行なう必要があるだろう。

ヤマハのファビオ・クアルタラロはバイクトレーニング中に左手を骨折してしまったと報告。ただし手術の必要が無い小さな怪我だったため、安静にして回復を待つことになった。