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レースレポート

スーパー耐久開幕戦鈴鹿5時間は終盤にまさかの展開。DAISHIN GT3 GT-Rが開幕戦を制す

2022年スーパー耐久開幕戦が鈴鹿サーキットで行なわれ、81号車DAISHIN GT3 GT-Rが優勝を飾った。

表彰式

写真:: 皆越 和也

 ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankookは、3月19〜20日に鈴鹿サーキットで開幕戦が5時間レースとして行なわれ、残り20分を切った終盤にトップを走行していた16号車ポルシェセンター岡崎911GT3R(永井宏明/上村優太/伊藤大輔)がバックマーカーとクラッシュ。2番手を走行していた81号車DAISHIN GT3 GT-R(大八木信行/青木孝行/藤波清斗/坂口夏月)がトップに返り咲き優勝を飾った。

 今回はST-4クラスを除く全8クラスに計50台が参加。総合優勝を狙うST-Xクラスには日産GT-R、レクサスRC F、ポルシェ911、メルセデスAMGの4車種計6台の車両がエントリーした。

 19日に行なわれた公式予選はA、Bドライバーのベストタイム合算で争われ、16号車ポルシェがポールポジションを獲得した。11時44分にスタートした決勝は、16号車ポルシェの永井に31号車DENSO LEXUS RC F GT3(永井秀貴/嵯峨宏紀/小高一斗)の小高、62号車HELM MOTORSPORTS GT-R GT3(鳥羽豊/平木湧也/平木玲次)の平木湧が追う展開で、31号車RC Fの小高がトップを奪った。

 16号車ポルシェは永井から上村、伊藤とつなぎ再びトップに立った。中盤、2位に順位を上げていた62号車GT-Rは平木兄弟から鳥羽に交代した周にパワーステアリングのトラブルで緊急ピットインして上位から脱落した。81号車GT-Rは大八木から青木、坂口とつなぎ2番手に浮上した。残り1時間20分の時点で坂口がピットイン。ここで藤波に交代。藤波はポジションを4位へ落とすが、その後上位3台が最後のピットインを済ませると、トップ16号車ポルシェの3秒後方の2番手に。

 レースも残り1時間を切った時点で、逆バンクでスピンを喫した車両があり、その直後にいた16号車ポルシェの上村は急ブレーキ。ペースが鈍ったところを81号車GT-Rの藤波が抜き去り105周目にトップに立った。そこから上村が藤波を追いかけ行き詰まるバトルが展開。122周目の最終コーナーで上村は藤波に並ぶと、2コーナーでトップを奪い返した。上村はそこから徐々に差を開いていこうとした矢先、123周目のヘアピン立ち上がりでバックマーカーと接触。右フロントを大きく壊しボンネットが開いた状態でピットイン。ガレージに入れられレースを終えることになった。

#81 DAISHIN GT3 GT-R

#81 DAISHIN GT3 GT-R

Photo by: 皆越 和也

 レースは残り20分を切っており、そこで再びトップに立った藤波は、126周目にスプラッシュの給油のためにピットイン。昨年の富士24時間以来の優勝を遂げた。大八木が鈴鹿で優勝したのは2002年JGTC最終戦のダイシンADVANシルビア以来20年ぶりとなった。

 2位は23号車TKRI松永建設AMG GT3(DAISUKE/元嶋佑弥/中山友貴)、3位は31号車RC Fだった。

 ST-Zクラス(全7台)は終盤に逆転した885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4(HIRO YAHASHI/平中克幸/清水英志郎)、ST-TCRクラス(全2台)は75号車Team Noah Honda CIVIC TCR(塚田利郎/蘇武喜和/霜野誠友/和田慎吾)、ST-Qクラス(全5台)は3号車ENDLESS AMG GT4(小河諒/菅波冬悟/川端伸太朗)、ST-1クラス(全3台)は2号車シンティアム アップル KTM(IDA TAIYO/高橋一穂/加藤寛規/吉本大樹)、ST-2クラス(全7台)は225号車KTMS GR YARIS(平良響/荒川麟/奥住慈英)、ST-3クラス(全6台)は52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS(服部尚貴/吉田広樹/川合孝汰)、ST-5クラス(全14台)は72号車OHLINS Roadster NATS(山野哲也/金井亮忠/野島俊哉)がそれぞれクラス優勝を飾った。

 
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