スーパーGTが検討中の変更カレンダーを発表。タイ&マレーシアは12月以降に延期
新型コロナウイルスの影響を受け、開幕が遅れている2020年のスーパーGT。同シリーズを運営するGTAは現在検討されている7月以降に開幕する変更カレンダーを発表。海外での2戦は12月以降に延期すると明かした。

スーパーGTを運営するGTアソシエイションは、2020年のスーパーGT第4戦タイ大会と第5戦マレーシア大会を今年12月〜来年1月開催に延期することを明かすととも、現在検討中である7月以降に開幕する変更版の開催カレンダーを発表した。
国内でも急速に感染が拡大している新型コロナウイルスの影響を受け、開幕3戦の延期がすでに発表されていたスーパーGT。しかし7月に開催が予定されていたタイとマレーシアも感染防止対策として入国制限を行なうなどの対応がとられており、このままの状況が続けば開催は難しいのではないかという噂が流れていた。
そんな中GTAは、現地プロモーターとの協議の結果、7月4日~5日に予定していたチャーン・インターナショナル・サーキット(タイ)でのレースと7月17日~18日にナイトレースで開催予定だったセパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア)でのレースを延期することを決めた。
さらにGTAは7月に開幕する変更版のカレンダー案も併せて発表。7月11日~12日に岡山国際サーキットで第1戦目を行ない、東京オリンピック・パラリンピックの延期に伴って開催可能となった富士スピードウェイで8月8日~9日に第2戦目を行なう。それ以降のスポーツランドSUGO、オートポリス、ツインリンクもてぎは当初の予定通りの日程で開催される。
海外の2ラウンドについては今年12月もしくは来年1月に開催する方向で調整中。マシンや機材の輸送も考えて、両レースのスケジュールが組まれるものと思われる。鈴鹿サーキットでのレースに関しては、現在も日程調整中となっている。
これに加えて、先日開催中止となった富士スピードウェイでの公式テストの代替日程も、6月27日~28日に設定されることとなった。
なお、新型コロナウイルスの状況によっては、このスケジュールからさらなる変更が加えられる可能性もあるとのこと。GTAは公式サイトで随時情報を更新していくことを明らかにしている。
2020 スーパーGT変更スケジュール(検討案)
7月11日~12日:岡山国際サーキット
8月8日~9日:富士スピードウェイ
9月12日~13日:スポーツランドSUGO
10月24日~25日:オートポリス
11月7日~8日:ツインリンクもてぎ
調整中:鈴鹿サーキット
12月~2021年1月開催で調整中:チャーン・インターナショナル・サーキット
12月~2021年1月開催で調整中:セパン・インターナショナル・サーキット
公式テストスケジュール
6月27日~28日:富士スピードウェイ
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