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いよいよ迫るGT500最終決戦、自力タイトルの可能性残す3者の声。僅差の戦いが故に予選が鍵に?|スーパーGT最終戦もてぎ

モビリティリゾートもてぎで行なわれるスーパーGT最終戦。自力タイトルの可能性を残す3チームのドライバーが意気込みを語った。

#12 カルソニック IMPUL Z

写真:: Masahide Kamio

 11月5日、6日にモビリティリゾートもてぎで今季最終戦となるスーパーGT第8戦が行なわれる。GT500クラスで自力タイトルの可能性を残す3チームのドライバーが、最終決戦に向けて意気込みを語った。

 まず最初は、ポイントリーダーの千代勝正(3号車CRAFTSPORTS MOTUL Z)。今季から投入された新型Zを駆る千代は今季ここまで2勝を挙げ、高星明誠と共にランキングトップにつけている。彼はチームが万全な準備をしているとして、レースに向けては自信があると語った。

#3 CRAFTSPORTS MOTUL Z

#3 CRAFTSPORTS MOTUL Z

Photo by: Masahide Kamio

「自信はかなりあります。NISMOのサポートは素晴らしく、あらゆる準備がうまくいっています。ミシュランもベストと思われるタイヤを持ち込んでくれています。準備が万全だからこそ、自信もあるんです」

 もてぎがオーバーテイクが容易でないサーキットということもあってか、千代は予選順位が重要になると語った。

「まず鍵になるのが予選で出来るだけ上位につけることです。戦略やレースペースも重要ですが、まずは1列目、2列目からスタートしないといけません」

「(事前テストでは)ミシュランとブリヂストンのピークグリップは近いところにあったので、少しのミスがQ1落ちに繋がるかもしれません。大切なのはミスをしないことです」

 続いて、同じく日産陣営の12号車カルソニック IMPUL Zをドライブするベルトラン・バゲット。バゲットは今季から日産陣営に加入し、平峰一貴と共に優勝1回と2位1回を記録。特に第5戦鈴鹿での優勝は最後尾からの大逆転優勝であった。バゲットと平峰は千代、高星組と2.5ポイント差のランキング2番手につけている。

「最終戦でタイトルを勝ち取れる位置にいるために頑張ってきたのだから、日産とインパルでの1年目でここにいられて嬉しい。僕たちはほとんどのレースで速さを見せてきたので、今回もいいレースをして星野さんにタイトルをプレゼントしたい。ホンダとミシュランというふたつのライバルを倒さないといけないので簡単ではないけど、全てを出し切るつもりだ」

 そう語るバゲット。また彼は、12号車にとっての懸念材料が予選であり、千代と同様に予選が重要になると語った。

Bertrand Baguette, #12 カルソニック IMPUL Z

Bertrand Baguette, #12 カルソニック IMPUL Z

Photo by: Masahide Kamio

「残念なことに僕たちは予選が弱点だ。ベストのグリッドポジションが7番手……レースでは強いけど予選ではそうじゃない」

「Q2に進むのが重要だ。5番手以内に入れないと大変になるからね。もちろん予選が下位でも諦めないけど、厳しくなるのは確かだ」

 最後は、ランキング3番手につける17号車Astemo NSX-GTの松下信治。今季から17号車のドライバーとなった松下は、塚越広大と共に鈴鹿での2戦(第3戦、第5戦)で2位を記録。そして第7戦オートポリスを制したことで一躍タイトル候補に躍り出た。ポイントリーダーとの差は4点だ。

#17 Astemo NSX-GT

#17 Astemo NSX-GT

Photo by: Masahide Kamio

「ポテンシャルがあるのは間違いないので、落ち着いてミスをしないことが鍵になると思います。テストではかなり速さがあるように感じられたので、今回も同じであればと思っています」

 松下はそう語る。

「理想は優勝ですが、何より2台の日産勢より確実に前でゴールする必要があります。あらゆる面でチームのポテンシャルをフルに発揮する必要があると思いますが、それは可能だと思います」

「雨が降らなそうで良かったです! 気温は2週間前のテストと似ているので、予測は立てやすいですね。ブリヂストン、つまりインパルにとっても良いんじゃないでしょうか。ただミシュランは未知数です。激戦になるでしょうね」

 数字上はランキング6番手の大嶋和也、山下健太組(14号車ENEOS X PRIME GR Supra)までタイトルの可能性が残されているが、基本的には4点差以内にひしめく上記3組がタイトル争いの主役となるだろう。僅差の戦いとなっているだけに、予選から目が離せない。

 
 
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