昨年王者タナクが大クラッシュ! 高速でコースオフ|WRC開幕戦
2019年の世界ラリー選手権(WRC)王者であり、今季からヒュンダイに移籍したオット・タナクは、2020年シーズンの開幕戦ラリー・モンテカルロの2日目ふたつ目のステージで大クラッシュした。
写真:: Austral / Hyundai Motorsport
2019年のWRC(世界ラリー選手権)王者であるオット・タナク。タナクは昨シーズンまでトヨタに在籍していたものの、今季からはヒュンダイに移籍した。
しかしそのタナクは、2020年シーズンのWRC開幕戦ラリー・モンテカルロの2日目に、大クラッシュを喫してしまった。タナクの乗ったマシンは、2日目午前中の2ステージ目、12.8マイルのSS4で、高速走行中にコースを外れてしまった。マシンはその後、回転しながら弾む格好で崖を転がり落ちてしまった。
非常に大きな事故だったが、タナクとコ・ドライバーのマルティン・ヤルヴェオヤはマシンから自力で脱出。その様子を見るに、大きな怪我はないように見える。
タナクはこのステージをスタートする時点では、チームメイトのティエリー・ヌービルから10.3秒遅れの4番手だった。
このSS4で最速だったのは、トヨタに加入したエルフィン・エバンス。エバンスはヌービルを3.4秒、こちらもトヨタ移籍初戦のセバスチャン・オジェに5秒の差をつけ、首位に立っている。
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