ロードアメリカ:ディクソン、レース1で圧巻の開幕3連勝。佐藤琢磨9位
インディカー第3戦ロードアメリカのレース1はチップ・ガナッシのスコット・ディクソンが優勝。開幕からの連勝を3に伸ばした。
写真:: motosport.com
インディカー第3戦ロードアメリカのレース1が行なわれ、チップ・ガナッシのスコット・ディクソンが開幕3連勝をマークした。
レース序盤はポールシッターのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がリードするも、ピットでエンジンストールを喫し、優勝戦線から離脱した。
対して、9番手スタートだったディクソンはチームがピットストップのタイミングを的確に判断。ディクソン自身もインラップ、アウトラップで猛プッシュしその期待に応え、上位に食い込んだ。
そして最後のピットストップ。チームの迅速な作業により、ディクソンは首位を守っていたウィル・パワー(チーム・ペンスキー)を逆転。その後はパワーの追撃を振り切り、開幕3連勝を達成した。
3位には、ルーキーのアレックス・パロウ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・チームゴウ)が食い込んだ。
これまでは不運に翻弄されるレースが続いていたが、14番手からスタートするとすぐさま数台をオーバーテイク。ピットストップで順位を落とす場面もあったが、最後のピットストップを終えた段階で4番手につけていた。
45周目、パロウはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)をターン1で攻略した。しかしこれは直前にコーションが出されたことで無効。それでも再度ハンター-レイを交わし表彰台圏内に上がると、ハンター-レイの攻撃を抑え、3位でチェッカーを受けた。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、15番手から決勝レースに臨んだが、オープニングラップで22番手まで順位を落としてしまった。しかしそこから徐々にポジションを回復。最後のピット作業を終えたところで、12番手につけた。
そこから切れ味鋭いオーバーテイクを見せ11番手に浮上。さらに他車のアクシデントでふたつポジションを上げ、9位シングルフィニッシュを果たした。
Race results:
順位 | # | ドライバー | チーム | 周回数 | 差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | スコット ディクソン | Chip Ganassi Racing | 55 | |
2 | 12 | ウィル パワー | Team Penske | 55 | 2.538 |
3 | 55 | アレックス パロウ | Dale Coyne Racing with Team Goh | 55 | 3.192 |
4 | 28 | ライアン ハンター-レイ | アンドレッティ | 55 | 3.984 |
5 | 88 | Colton Herta | Andretti Harding Steinbrenner Autosport | 55 | 7.249 |
6 | 18 | サンティノ フェルッチ | Dale Coyne Racing with Vasser Sullivan | 55 | 8.200 |
7 | 15 | グラハム レイホール | Rahal Letterman Lanigan Racing | 55 | 11.355 |
8 | 5 | パトリシオ オワード | Arrow McLaren SP | 55 | 14.784 |
9 | 30 | 佐藤 琢磨 | Rahal Letterman Lanigan Racing | 55 | 15.004 |
10 | 8 | マーカス エリクソン | Chip Ganassi Racing | 55 | 15.766 |
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