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前人未到のインディ500”3年連続”ポールを目指すディクソン、予選前のエンジン交換の影響認める「エンジンはとても繊細なんだ」

スコット・ディクソンは、第107回インディ500で3年連続のポールポジション獲得を狙っているが、予選前にエンジンを交換したことによる妥協を強いられる可能性があると語った。

Scott Dixon, Chip Ganassi Racing Honda

写真:: Jake Galstad / Motorsport Images

 チップ・ガナッシ・レーシングのスコット・ディクソンは、第107回インディ500で3年連続となるポールポジション獲得を目指しているが、エンジン交換がそれに影響するかもしれないと認めた。

 ディクソンは2021年、2022年のインディ500でポールポジションを獲得しており、今年ポールポジションを獲得すれば前人未到の3年連続ポール。また、通算記録でもリック・メアーズに並ぶ史上最多タイの6回目となる。

 しかし金曜日のプラクティスでエンジンに問題を抱えたことで、ディクソンは後手を踏むことになったという。チームは夜の間にエンジンを交換。土曜日午前中に設けられた30分のプラクティスで新エンジンを慣らすことになった。

「ちょっとしたプロセスだった。それ(新エンジン)で走行距離を稼ぐ必要がある」

 ディクソンはそうNBCに話した。

「だから間違いなく、少し妥協を強いられるポジションにある」

「今朝は何マイルか走ってみた。あとでどうなるか試してみよう。クルマは良い感じだと思う。昨夜いくらか変更をしたんだ。昨日も良かったけど、ちょっと問題があった」

 とはいえ、プラクティスからチップ・ガナッシ勢は好調をキープしており、予選初日もその速さは顕在。全4台が上位12台に入り、予選2日目に駒を進めている。

 ディクソン自身は5番手で文句ナシといった結果だが、エンジンのピークパワーが出るのはいつなのかという質問に、彼は次のように答えている。

「ライフサイクルの始まりでも終わりでもなく、スイートスポットのようなものがあると思う。それを理解しようとするのも努力のひとつだ」

「とても繊細なんだ。シリンダーごとにそれぞれ特別な対処が必要だ。そういうものなんだ」

「でもそれはどうしようもないことで、僕たちはもう少し頑張るしかないんだ」

 チームメイトのアレックス・パロウも新しいエンジンが必要だったが、土曜日のプラクティスではディクソンの5番手に対して3番手のタイム。その後の予選でも3番手と良いタイムを残している。

「みんなが一晩でエンジンを交換してくれたから、僕たちはすべてが正しいかどうかを確認したかったんだ」とパロウは言う。

「クルマはまた速くなっているから、本当に満足している」

 エンジン交換という懸念要素の影響も見せず、4台揃って予選初日を突破したチップ・ガナッシ勢。昨年の覇者であるマーカス・エリクソン、そして3勝目を狙う佐藤琢磨も含め、誰がポールポジションを手にしても全くおかしくない体制を整えていると言えよう。

 
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