アルファロメオF1のバスール代表、新型コロナ陽性でバーレーンテスト欠席へ
アルファロメオF1のフレデリック・バスール代表は、新型コロナウイルス陽性となったためバーレーンでのプレシーズンテストを欠席することとなった。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
アルファロメオF1チームは、3月12日(金)からスタートするF1プレシーズンテストの前日に声明を発表し、チーム代表のフレデリック・バスールが新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たため欠席することを明かした。
バスールはその後行なわれたPCR検査では陰性反応を示した上に症状も出ていないが、チームは現地の規定に従ってバスールの渡航を見合わせ、フランスの自宅で自己隔離をさせる運びとなった。
「アルファロメオ・レーシングは、チーム代表のフレデリック・バスールが3月12日から14日にバーレーンで開催されるプレシーズンテストに参加しないことをお伝えする」
アルファロメオの声明にはそう記されている。
「定期的に実施されている新型コロナウイルスの検査で、バスールに陽性反応が出た。フランス当局が定めた規定に従い、彼は直ちに自宅で自己隔離に入った」
「その2日後に行なわれた2度目のPCR検査では陰性となった。バスールは症状も出ておらず、元気に過ごしている」
「しかしながら、バスール本人、チーム、そして他の競技者の安全を考え、フランスの規定を尊重した結果、バスールは現地当局の要請に従ってバーレーンに渡航せず、今後7日間自宅で業務を続けていく」
またチームによると、バスールはテスト期間中「完全に稼働してガレージと繋がる」として、彼の役割を引き継ぐ者を指名することはないという。
F1とFIAの共同声明にはこう記されている。
「アルファロメオ・レーシングの他のメンバーは影響を受けていない上に、FIAとF1が設定した手順の甲斐あって今週のプレシーズンテストには影響が出ておらず、テストは通常通り実施される」
F1はコロナ禍に見舞われた昨シーズンから厳格な新型コロナウイルス検査を実施しており、パドックに出入りする全ての人間が陰性であるという結果を示すことを義務付けられてきた。
2021年は新型コロナ対策が改訂され、入場前の検査は必要なくなったが、いずれにせよサーキットに到着して24時間以内に検査を実施する必要がある。
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