ウイリアムズによる“圧力”はオーストリア限定? アロンソ「彼らに向いたサーキットだった」

フェルナンド・アロンソはF1オーストリアGPでウイリアムズのジョージ・ラッセルとバトルを展開していたが、今後のレースでもコンスタントにそうした事態が起こるとは考えていない様子だ。

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 レッドブルリンクで行なわれたF1グランプリの2連戦では、ウイリアムズのジョージ・ラッセルが優れたパフォーマンスを示し、両レースでポイント獲得に近い位置での戦いぶりを見せた。

 第8戦シュタイアーマルクGPでは第1スティントで8番手を走行。パワーユニットのトラブルによってリタイアを強いられるまで、7番手を行くフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)とのバトルを展開した。

 連戦の第9戦オーストリアGPでもラッセルは再び速さを見せ、レース終盤はまたしてもアロンソとのバトルに。ポイント獲得がかかる10番手を激しく争ったが、終盤アロンソにオーバーテイクを許した結果11位に終わり、ポイント獲得は逃した。

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 オーストリア連戦での良好なパフォーマンスなど、低迷期からは抜け出しつつあるように思えるウイリアムズ。しかしアロンソは、今後アルピーヌとコンスタントに競い合うようなことにはならないだろうと考えている。

 オーストリア戦の後、ウイリアムズとの差が縮まることを心配しているかと訊かれたアロンソは「いいや、僕はそうは思っていない」と答え、次のように続けた。

「彼らは前進していると思う。だけど昨年のオーストリア戦を見ると、彼らは11番手スタートだったし、このコースは彼らが本当に得意としているサーキットのようだ」

「だから彼らが速いのか、そうでないのかについては今後数レースを待ってみる必要があると思う。先週(シュタイアーマルクGP)彼らはアルピーヌに接近していたけれど、僕らにはまだマージンがあった。この2週間の進歩にも満足している。(次戦の)シルバーストンでも維持できるかは僕ら次第だ」

「僕らもこうしたパフォーマンスを続けて行ければ、トップ7か8に入ることができるだろう」

 アロンソは今シーズンF1に復帰。序盤は苦しいレースが続いたが、直近5戦では連続でポイントを獲得するなど着実な進歩を見せている。 

 ただアロンソは今後のレースやシーズンを通じた目標を示すことには消極的であり、焦点を当てているのは大きくレギュレーションの変わる2022年シーズンだと語った。

「シーズンの後半戦は、2022年に向けて、パフォーマンス的には“待ち”の状態になるだろう」と、アロンソは言う。

「多くのチームは2022年のクルマに向けて労力を割いている。だから今後のレースで出てくるもの、得られるものは大きくは変わってこないだろう」

「チャンピオンシップポイントやコンストラクターズ争いの面で、明確なターゲットは無い。現時点では安定しているように思えるけど、間違いなくアルファタウリやアストンマーチンと5番手を争っていくことになりそうだ」

「でも僕はそういったことより、チーム構造をもっと築き上げ、ピットストップや戦略、タイヤマネジメントなど、2022年に向けて可能なかぎり多くのものを準備し調整していくことが重要だと思っている」

「マシン的な面では、ベストなパッケージを作れるかはファクトリー次第だ。でも現場でも全てを整え、できるだけ完璧な状態に近づけることが必要だ」

 

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