バクー市街地、F1スプリントレース開催を“大歓迎”。エキサイティングなレースが見られる?
バクー市街地サーキットは、F1スプリントレースのフォーマットが将来的に多くのイベントに適用されるのであれば、ぜひスプリントレースを開催したいと考えているようだ。
写真:: Simon Galloway / Motorsport Images
今季のF1では、3つのレースで“スプリントレース”が試験的に導入される。土曜日に100kmのレースを行なって日曜日の決勝のグリッドを決めるというこの新たなフォーマットは、イギリスGP、イタリアGP、ブラジルGPの週末で行なわれる予定だ。
この試験導入の結果如何では、今後スプリントレースのフォーマットがF1で拡大する可能性もあり、逆に廃止される可能性もある。アゼルバイジャンGPのプロモーターは、もしスプリントレースが本格的に採用されるのであれば、バクー市街地サーキットで喜んで実施したいと考えている。
バクー市街地サーキットのエグゼクティブディレクターであるアリフ・ラヒモフは、スプリントレースを同地で開催したいかという問いに対して次のように答えた。
「数人のドライバーはリスキーだと考えていて、それに反対していることも知っている」
「正直、私はどんな変化も歓迎すべきだと思っているし、実験をすることは良いことだと思っている」
「レースウィークエンドのフォーマットで実験をすることは、観客にとって面白くて予測不可能なものを提供するという点で、良いことだと考える」
「もしオファーがあって、我々に選ぶ権利があるのだとしたら、私は大歓迎するよ」
「どんな変化もF1全体にとっては素晴らしいことだと思う。F2のようにリバースグリッドにするだとか様々な憶測も流れたが、今は予選スプリントを行なうという形になった。どんな変更も歓迎する」
バクー市街地サーキットでは、今年6月にF1が開催される予定となっている。2020年の同地でのレースはコロナ禍の影響でキャンセルとなったため、2年ぶり5回目の開催となる(1年目の2016年はヨーロッパGPとしての開催)。
アゼルバイジャンGPの開催契約は、2020年大会が行なわれなかったことにより2024年まで延長された。ただラヒモフは、今はまだ長期的な契約について議論するタイミングではないと考えている。
「我々はまだ長期的な契約について話をしていない」とラヒモフ。
「最近のF1のやり方を考えると、彼らは3年契約を結ぼうとしていることは言うまでもない。全てのサーキットで統一しようと思っているのだろう」
「今回が(3年契約の)最初のレースになるはずだった。だからまだ延長の話はしていない。そのための時間は十分にあるので、問題にはならないはずだ」
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