F1オーストラリアGPのDRS区間、当初の4ヵ所から3ヵ所に削減「安全上の理由で」
F1オーストラリアGPのDRS区間が、当初の4ヵ所から3ヵ所に減らされることが決まった。レースディレクターは「安全上の理由」と説明している。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
当初4ヵ所設置されていたF1オーストラリアGPのDRSゾーンが、グランプリ2日目から3ヵ所に減らされることが決まった。
大改修を受けたアルバートパーク・サーキットで開催されているF1オーストラリアGP。シケインが削られるなど、より高速傾向となったレイアウトのため、今回のグランプリではDRSの使用可能ゾーンが4ヵ所設けられることになっていた。
しかしグランプリ2日目となる土曜日朝、FP3開始直前になって、このDRSゾーンが3ヵ所に減らされることになった。
具体的には、ターン8〜ターン9の間に設けられていたDRSゾーン1(DRS ACTIVATION1)がなくなり、DRSの検知ライン1もターン9の手前に移された。
レースディレクターからの報告によれば、DRSゾーンを減らしたのは「安全上の理由」であると説明している。
想像される理由はふたつだ。
ひとつ目はシケインが減らされた上にDRSを使ってしまうと、緩いコーナー区間でありながらスピードが伸びすぎてしまうということ。しかも当該区間はコンクリートウォールに囲まれていて、高速でクラッシュすると大惨事に繋がる可能性がある。
もうひとつは、当該の区間では多くのマシンが激しいポーパシング現象を起こしていたということだ。これにより万が一挙動を乱してしまうと、やはり大きな危険に繋がってしまう可能性がある。
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