【F1】ネルソン・ピケ「エクレストンの厳しい姿勢がF1を大きくした」
元F1世界チャンピオンのネルソン・ピケは、バーニー・エクレストンがいたからこそ、F1がここまで大きくなることができたと語った。
写真:: Sutton Images
ネルソン・ピケは、バーニー・エクレストンがオーナーを務めていたブラバムチームに1979年から1985年まで在籍し、1981年と1983年にはチャンピオンに輝いている(3度目のタイトル獲得は1987年のウイリアムズ時代)。
86歳になるバーニー・エクレストンは、40年間F1の頂点に君臨していたが、リバティ・メディアのF1買収に伴いCEOの座を降ろされ、代わりにチェイス・キャリーがCEOに就任している。
「私がエクレストンから学んだことのひとつが、透明性を持って物事を処理する方法だ」とピケはmotorsport.comに語った。
「私が彼と契約をしていた時、私はレースで結果を出せなければ、マシンを降ろされるということを知っていた」
「そして今では、彼が正しかったと思っている」
「現在のF1があるのはバーニーのおかげだ。どんな国のどんな会社でも、物事のやり方やまとめ方を知っている賢いマネージャーがいれば、やっていけるんだ」
モータースポーツから”経営”を学んだピケ
レーサーを引退したピケはその後、GPSを用いた商用車の監視業務を行う会社オートトラック(Autotrac)社を創業している。
ピケは、彼が会社経営で成功を収めたのは、インディ500やル・マン24時間への参戦も含めたモーターレーシングのキャリアから学んだ教訓によるものだと語った。
「バーニー・エクレストンから(経営について)学んだとは思わない。モータースポーツから学んだんだ。規律とチームワークを持って仕事に取り組む必要があることなどをね」
「そして私は会社の経営で大きな成功を収めた。人間関係を大切にし、目標を持って仕事に取り組んできた」
「私はモータースポーツから学び、自分のビジネスに活かした。20年間レースをした後、40歳から仕事を始めたが、その経験が多くの場面で私を助けてくれた」
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