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フェラーリ、技術部門の再編を発表。長期的プロジェクトで”常勝”目指すため

フェラーリは、2020年シーズンのF1を厳しい形でスタートしたことを受け、チームの技術部門を再編することを発表した。

Charles Leclerc, Ferrari SF1000, battles with Alex Albon, Red Bull Racing RB16, ahead of Sebastian Vettel, Ferrari SF1000

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 今季のフェラーリは、大低迷の状態でシーズン開幕を迎えることになった。直線スピードの遅さに特に悩まされ、冬季テストで苦しんだだけでなく、開幕後は中団グループに埋もれることになってしまったのだ。

 3レースを終えた段階でフェラーリは、コンストラクターズランキング5位。直近のハンガリーGPでは、セバスチャン・ベッテルが6位、シャルル・ルクレールは11位だった。

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 チーム代表のマッティア・ビノットは最近、厳しい戦いが続いていたとしても、反射的な反応や大量解雇を行なうことはないだろうと語ったばかりだ。しかしその直後、フェラーリは技術チームの再編を発表。新たにパフォーマンス開発部門を設立することも明らかにした。

 この再編は、「効果的に、パフォーマンスの開発をより重視する」ことを「より集中して簡素化され、各部門のトップに目的を達成するために必要な権限を提供する、一連のコマンドを導入することによって」達成することを目指しているという。

 新たに設立されるパフォーマンス開発部門は、空力及び車両プロジェクト管理の責任者を努めたエンリコ・カーディルが監督するという。

「その他の主な部分は変更されていない。エンリコ・グアルテリがパワーユニットを担当し、ローレン・メキーズがスポーティング・ディレクターとトラックサイド・アクティビティを務める。シモーネ・レスタは引き続きシャシー・エンジニアリング部門を率いる」

 声明ではそう述べられている。

 またビノット代表も、次のようにコメントした。

「数日前に示唆されたように、我々は組織の技術面に変更を加え、マシン性能の開発をスピードアップしていく」

 そうビノット代表は語る。

「その技術的な才能を蓄積する中で、会社の信用を再認識しながら、責任と作業プロセスを明確にするため、方向転換が必要だったのだ」

「エンリコ・カーディルが率いる部門は、ロリー・バーンやデビッド・サンチェスなどによって確立された経験に頼ることができる。これは、マシン開発の基礎となることだろう」

「我々は、フェラーリにいるスタッフたちは最高のレベルにあり、この点ではライバルを羨ましく思うことは何もないと信じている。しかし各部門のトップの責任という面での基準を引き上げるため、この決定的な変更をしなければならなかった」

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、F1は来季も、基本的には今季用マシンを使い続けなければならないことになっている。そのため現在のような苦悩が、2021年シーズンまで続くと、チームは覚悟している。

 ビノット代表曰く、今フェラーリが集中しているのは、成功するための長期的なプロジェクトを構築することであり、技術部門の再編はその一環であるという。

「これまでにも何度か申し上げてきたが、繰り返す価値があると思う。我々は新しく、永続的な勝利のサイクルに繋がるプロセスの基礎を築き始めた」

 そうビノットは主張する。

「これにはしばらく時間がかかり、結果とパフォーマンスに関しては、現在経験しているような挫折に苦しむことになる」

「しかし我々は、できるだけ早くこのスポーツの頂点に立つために、これらの弱点に力と決意をもって対応しなければいけない」

「これは我々全員が求めていることであり、世界中のファンが我々に期待していることでもある」

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