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ブランドル、ビノットのフェラーリ離脱は”奇妙”だと首をかしげる。「後任は、イタリアメディアに晒されない必要がある」

元F1ドライバーでF1解説者のマーティン・ブランドルは、フェラーリがマッティア・ビノットの後任にトップレベルの人材を据えることができないのであれば、奇妙だと語った。

Mattia Binotto, Team Principal, Ferrari, during an interview

写真:: Carl Bingham / Motorsport Images

 フェラーリは、就任から4年足らずでチーム代表を辞任するというマッティア・ビノットの申し出を受け入れたと発表した。

 2022年は、フェラーリにとってジェットコースターのようなシーズンとなった。開幕3戦で2勝するという好スタートを切ったものの、信頼性の低さや戦略ミス、ドライバーエラーなどで失速。レッドブルやマックス・フェルスタッペンに対抗できず、タイトルを獲得できなかった。

 最終的にビノットは、フェラーリ会長のジョン・エルカンとCEOのベネデット・ヴィーニャから全幅の信頼を得られていないと感じ、28年間所属したフェラーリを離れる決断を下した。

 フェラーリは年明けにも新しいチーム代表を任命することを目指しているが、技術面でもマネジメント面でも貴重だったビノットの才能と経験を失ったことで、2023年に向けたチームのポテンシャルが大きく損なわれたという見方がすでに広まっているようだ。

 元F1ドライバーで、現在はSkyでF1解説者を務めているマーティン・ブランドルは、12月1日にロンドンで開催された『Guild of Motoring Writers(ギルド・オブ・モータリング・ライターズ)』の会合で、フェラーリは常に他のチームとは違う、独自の立場にあることを認めた。

「フェラーリはもちろん、単なるチームではなく、国のために動いている」と、ブランドルは話した。

「チーフテクニカルオフィサーとチーム代表を失ったのだから、彼の後任となる優秀な人材がすぐに見つからない限り、すべてが少し奇妙に見える。でも、そういうものなんだ」

 ブランドルは「自分でもやってみたい」と冗談を口にしながらも、ビノットのようにイタリアメディアの注目を集めないような人物を探す必要があるのではないかと、より真剣な眼差しで語った。

「イタリア語が話せなくてはいけない」

「そして問題なのは、彼らが最後に成功した時を振り返ってみると、ジャン・トッドというフランス人、ロス・ブラウンというイギリス人、ローリー・バーンという南アフリカ人などがいたことだと思うんだ」

「それこそ、彼らにまた必要なことなのかもしれない。イタリアのメディアに日常的に晒されるようなことがない人物が必要なんだ」

 
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