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F1はいつ”日常”に戻るのか……レーシングポイント代表「確かなことは何も言えない」

レーシングポイントのオットマー・サフナウアー代表は、新型コロナウイルスのパンデミックが続く中で、F1がいつ通常の状態に戻るかは分からないと話した。

Racing Point personnel pack away their equipment on the pitwall

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 2020年のF1は、新型コロナウイルスの感染が世界中で拡がっていることから、開幕8レースの中止・延期が決定。夏休みを前倒しし、3週間のファクトリー閉鎖を実施することに全10チームが同意した。

 F1上層部は、今シーズンは15〜18レースを実施することができると期待しているが、レーシングポイントのチーム代表であるオットマー・サフナウアーは、いつF1が通常の状態に戻るかは分からないと語った。

「今は前例のない状況にあり、日毎にそれが変化している」

「今のところ、我々がいつ正常に戻るか、確かなことは言えない。我々にコントロールできない要素が非常にたくさんある」

 レース数が減ることにより、開催権料などを含めF1の収入が減り、各チームへの分配金も減額となるだろう。そうなれば、小規模チームの財政面には大きな影響が及ぶ。

 そのため、2021年に予定されていた新技術規則の導入を2022年に延期し、2021年は2020年のシャシーを再使用することとなった。

 サフナウアーは、新規則導入の延期は論理的な決定だとしつつ、開発作業が再開されれば、中団争いをリードするためにレーシングポイントが手を緩める理由はないだろうと述べた。

「チームとFIAは、2022年まで新しいレギュレーションの導入を遅らせることを決めた。これは、ロジスティクスとコストの両面で大きな意味を持つ」

「もちろんそれは、我々が仕事に戻った時に、一息つく余裕が生まれたという意味ではない。最終的に我々がトラックに戻った時、バトルができるような立場にいる必要がある。レギュレーションに関係なくね」

「まだ多くの作業があり、それに取り組む準備はできている」

 レーシングポイントは25日(水)に3週間のシャットダウンに突入。つまり、チームは4月16日に作業を再開する予定となっている。

 また、サフナウアーはスタッフが自宅で仕事ができるように手配を進めていたと付け加えた。

「ここ数週間、在宅勤務が可能な全スタッフの自宅にホームオフィスを設置するために、必要な機材の確保に取り組んできた」

「このような時に、最も心配なのはチームメイトやその家族・友人の心身の健康だ。我々はみんな、イギリスに帰国しこの”新しい現実”に順応しようとしている。しかし間違いなく、誰にとってもそれは容易なことではない」

「予測できるような近い将来にレースができないということに、我々は間違いなく失望している。ただ我々はみんな、状況の重要性を理解している」

「世界中が現在直面している問題は、私が知っているようなものではなく、明らかにスポーツを超越している。下された決定は正しいものだ」

 

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