レッドブル、メルセデスがジョージ・ラッセルを手放せば「獲得を検討する価値がある」

レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、ジョージ・ラッセルがメルセデスに加入しなかった場合、獲得することを「検討する価値がある」と語る。

レッドブル、メルセデスがジョージ・ラッセルを手放せば「獲得を検討する価値がある」

 レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを長年にわたって務めているヘルムート・マルコは、現ウイリアムズのジョージ・ラッセルが来季メルセデスのシートを獲得できなかった場合、獲得を検討する「価値がある」と語る。

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 メルセデスは現在、来季のドライバーラインアップを検討しているところだ。すでにルイス・ハミルトンの契約延長は決まっているものの、そのチームメイトは未定。今季のドライバーであるバルテリ・ボッタスの契約を延長するのか、それとも育成ドライバーのひとりであり、現在ウイリアムズで戦うジョージ・ラッセルを起用するのか、その選択に迫られている。

 そんな中でも、ウイリアムズで印象的な活躍を続けるラッセルを起用する可能性が高いと言われている。先日行なわれたオーストリアGPでラッセルは、ウイリアムズで予選Q3に初めて進出し、決勝でもあと僅かというところでポイント獲得を逃した。

 当のラッセルは、2022年にどのチームで走るかということには拘らず、複数年契約を結びたいと希望している。

 そんな中、レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、もしメルセデスがラッセルを選ばず、フリーエージェントとなるのであれば、レッドブルとして獲得を検討することになるだろうと語った。

 しかしマルコは、メルセデスがラッセルを手放すという”過ち”を犯すとは思わないと強調。レッドブルが実際に接触する可能性は非常に低いとも語った。

「彼が現在ウイリアムズで発揮しているパフォーマンスを考えれば、ラッセルは検討する価値がある」

 マルコは、motorsport.comの姉妹サイトであるMotorsport-Total.comの独占インタビューにそう語った。

「唯一言えるのは、それはとてもありえないということだ。メルセデスが彼を手放すとしたら、それは正しくないことだろう。正直想像すらできない」

 そしてマルコは、ラッセルは2022年にメルセデスのマシンをドライブすることになるだろうと付け加えた。

 ラッセルは2017年からメルセデスのドライバー育成プログラムに参加しており、GP3とFIA F2でタイトルを獲得した後、2019年にウイリアムズからF1デビューを果たした。

 なお現在レッドブルのドライバーを務め大活躍しているマックス・フェルスタッペンは、かつてレッドブルとメルセデスとの間で争奪戦となったことがある。それは2014年のこと。メルセデスは当時のフェルスタッペンにジュニアカテゴリーで経験を積ませることを考えていたが、レッドブル側は2015年にF1デビューさせる準備を整えていた。

 結局フェルスタッペンはレッドブルの育成プログラムに参加し、2015年にトロロッソからF1デビュー。17歳165日という史上最年少記録で、グランプリに参戦した。この記録は現時点では破られていない。

「我々はマックスに、すぐにF1のシートを提供した」

 そうマルコは説明した。

「メルセデスは、彼をF2に参戦させようとしていた。彼の家族も、メルセデスよりはレッドブルの方が合っていると思う」

 

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