ライコネン息子、“前方不注意”で事故の父イジる「父さん、いつも前見ろって言ってたじゃん」
アルファロメオのキミ・ライコネンはF1第3戦ポルトガルGPでステアリングの操作に気を取られてクラッシュしたことについて、息子からからかわれてしまったと明かした。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
アルファロメオのキミ・ライコネンは、F1第3戦ポルトガルGPをクラッシュによりリタイア。彼はその原因となった不注意を息子にからかわれてしまったようだ。
ライコネンはポルトガルGP決勝の2周目に入ったホームストレートで、チームメイトのアントニオ・ジョビナッツィのリヤに接触。これが原因となりフロントウイングを破損してマシンを停車しなければならず、ライコネンはリタイアに終わった。
後にライコネンはこの接触の責任は自分にあり、その原因がステアリングホイールのスイッチ操作に気を取られていたことだったと説明した。
スペインGPを前にライコネンはこの一件について、息子のロビンからからかわれてしまったと語った。
「あの件については息子がこう言っていたよ。『父さん、ゴーカートをやってるときは僕に“前を見ろ”って言ってたよね』と」
「息子にちょっとアドバイスされてしまったね……」
アルファロメオは今シーズン、クルマのパフォーマンスと言う面では着実な進歩を示してきている。ただ中団争いは競争が非常に激しいこともあり、依然として厳しい状況に置かれている。
ライコネンとしては、今後チームがポイントを獲得していけるかには、マシンとトラック特性がうまく合致するかにかかっていると考えているようだ。
「バーレーンで僕らは平均よりも強かったと思う。コンディションがあっていたのかもしれないし、この先のレースではコンディションが僕らにあわないこともあるだろう」
「でも去年よりは接近してきている。中団グループに居られるとは予想していなかった。でも改善が必要なのは明らかだ」
「もっと上のポジションに行くために、クルマを速くしなくちゃいけない。僕らがより力を発揮できるコース、そうでない苦戦するコースもあるだろう。でもその問題はどこも同じだ。僕らはただただクルマを速くしていく必要があるだけだ」
なおアルファロメオ(ザウバー)としてチームは数年前から確実に進歩しているとライコネンは見ており、次のように語っている。
「4年前と比べると、僕らは間違いなくより良いポジションに居る」
「当時からは多くのことが変わっていて、人を呼び戻して再建するには時間がかかる」
「最高のエンジンを手にしていても、最悪のクルマでは最高の結果は得られない。だけどいい仕事をするための道具やマンパワーも今は揃っていると思う」
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