ラッセル、今からメルセデスF1での活動について考え始めるのは「プロらしくない」……今はチームランキング8位獲得に集中
ウイリアムズのジョージ・ラッセルは現段階から来季のメルセデスF1での活動について考え始めるのは「プロらしくない」として、チームのコンストラクターズランキング8位獲得に向けて集中している。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
ウイリアムズでの活躍が認められ、2022年にメルセデスF1チームへの移籍が決まっているジョージ・ラッセル。今シーズンも終盤に差し掛かっているが、現段階からメルセデスでの活動について考え始めるのは「プロらしくない」とラッセルは考え、ウイリアムズのコンストラクターズランキング8位獲得に向けて集中しているという。
下位カテゴリー参戦時からメルセデスの育成ドライバーとして過ごしてきたラッセルは、ウイリアムズでの3シーズン目を戦っているが、来季はアルファロメオへ移籍するバルテリ・ボッタスの後釜としてメルセデスに加入し、ルイス・ハミルトンのチームメイトとなる。
9月にメルセデス昇格が発表されて以来、この移籍について多くの質問を投げかけられてきたラッセルは、現在所属するウイリアムズがアルファロメオとのランキング8位争いで緊迫する中で、来季以降のことを考えるのは「プロらしくない」と語っている。
「もちろん、来年のメルセデスへの移籍について僕は多くの質問を受けてきたが、先のことについて早すぎる段階から考え始めるのはプロらしくないことだと思う」
メルセデスでの活動について考えているかと尋ねられたラッセルは、そう答えた。
「今シーズン、残りのレースにはこれまで通りの力を注いでいくつもりだ」
今シーズン前半はアルファロメオの後塵を拝していたウイリアムズだが、ハンガリーGPでラッセルとチームメイトのニコラス・ラティフィがダブル入賞を果たしランキングで逆転した。
そして続くベルギーGPではラッセルが2位表彰台を獲得。降雨のレース中断によりハーフポイントとなったため、ラッセルは9点をゲットした。ラティフィの尽力もありウイリアムズとしては2レースで20ポイントを稼いだことになった。
ウイリアムズのランキング8位は盤石かと思われたが、キミ・ライコネン(アルファロメオ)がロシアGPとメキシコGPで2度8位に入賞し、アルファロメオはウイリアムズとのポイント差を12点に縮めた。今季4戦を残し、再びウイリアムズ対アルファロメオのランキング8位争いが激化している。
「このランキング8番手を確実なモノにしたいが、アルファロメオが4ポイントを確保したのは明らかだ」とメキシコGPで16位に終わったラッセルは語った。このレースではラティフィもその後ろ17番手でチェッカーフラッグを受け、チームはノーポイントに終わった。
「アントニオ(ジョビナッツィ/アルファロメオ)に何が起きたかは知らないが、レース中彼らはふたりともポイント圏内にいた。僕らはさらにポイントを獲得して、彼らにポイントを与えないようにすることが今の目標だ」
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