サインツJr.、相次ぐピットストップのミスにがっかり「将来チャンピオンを狙うなら、改善は必須だ」
フェラーリのカルロス・サインツJr.はチームに対し、今季ピットストップにおける遅れが多すぎるとして、作業を改善することを求めている。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
フェラーリのカルロス・サインツJr.は、F1アメリカGPの決勝を7位でフィニッシュした。サインツJr.はピットストップの遅れが無ければより良いポジションを手にできた可能性があるとして、チームに作業の改善に努めるよう求めた。
サインツJr.はアメリカGPを2ストップ戦略で走り切った。しかしその2回目のピット作業は時間がかかり、約3秒を失うことになった。もしこの作業遅れがなければ、翌周ピットに入ったダニエル・リカルド(マクラーレン)に先行されることも、そして最終周にメルセデスのバルテリ・ボッタスに抜かれることもなかったかもしれない……つまり、5位フィニッシュを果たしていた可能性も十分にあるのだ。
サインツJr.が今年ピット作業の遅れに悩まされたのは、今回が初めてではない。イギリスGPでは約10秒、トルコGPでは約5秒、タイムを失っているのだ。
サインツJr.本人も、ピットストップの作業遅れにより、「かなり多くのポイント」を失ったと考えている。
「ピットストップでは、また残念なことが起きてしまった」
サインツJr.はアメリカGPの後にそう語った。
「この状況には満足していない。だからチームとして、それ見直し、改善し続ける必要がある」
「今苦労していること、それはピットストップだ」
「僕とすれば、今シーズンだけでも2戦連続、3回目のことだと思う。この小さな問題のために、取り逃がしたポイントはかなり多いよ」
サインツJr.はアメリカGPの2回目のピットストップで、前を行くリカルドをアンダーカットしようとした。しかしピット作業の遅れによりこれは成功せず、引き続きリカルドが先行することになったわけだ。
「リカルドをアンダーカットすることができていれば、かなり楽なレースだったと思う。でも、もう終わったことだ」
そうサインツJr.は語る。
「僕らはそれを改善するために、チームとして働き続ける必要がある、僕らは少しずる、改善し続ける必要があるんだ」
「今年は、ポイントはそれほど重要ではないかもしれない。でも将来的にチャンピオンを争おうとするのであれば、ピットストップを得意なモノにする必要がある。その部分では、僕らはまだ足りていないのかもしれない」
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