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ストロール体調不良でFP3欠場、予選出走は改めて判断。ヒュルケンベルグも代役スタンバイか

レーシングポイントのランス・ストロールは、体調不良を理由にF1第11戦アイフェルGPのフリー走行3回目を欠場した。

Lance Stroll, Racing Point

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 ニュルブルクリンクで開催されているF1第11戦アイフェルGP。天候不良により金曜フリー走行は全く走行できなかったが、フリー走行3回目は青空が広がり、各チームにとって貴重な走行機会となった。

 しかしながら、レーシングポイントのランス・ストロールは全く走行せず。チームによると、体調不良がその原因だったという。

「ランス・ストロールは今朝の体調が100%ではないため、FP3には参加しない」

 そうチームは声明で発表した。

「セッション終了後に彼の状態をチェックし、ドライブに適しているか評価する。その時点で、チームは予選に向けた計画を確認することになるだろう」

 もしストロールが予選・決勝を欠場することになった場合、その代役”最有力候補”となるのはニコ・ヒュルケンベルグだろう。

 ヒュルケンベルグは、セルジオ・ペレスが新型コロナウイルスに罹った際、代役としてイギリスGP、F1 70周年記念GPに出場しており、すでにチームのマシンに慣れている。

 また、2013年にニュルブルクリンクで行なわれた前回のドイツGPにも参加しているし、数ヵ月にもこの会場でGTカーのテストを行なっている。彼以上に緊急登板に適した人材はいないはずだ。

 ヒュルケンベルグは、すでにサーキットに到着した模様。パドックに入るためには新型コロナウイルスの検査を受ける必要があるだろうが、彼は元々テレビの仕事でサーキットに来る予定だったようで、必要な検査はすでに受けているはずだ。検査の結果に問題がなければ、彼が代役として予選に臨むことになると思われる。

 同様の状況は2017年ハンガリーGPでも発生しており、フェリペ・マッサ(当時ウイリアムズ)が体調不良を訴え、リザーブドライバーのポール・ディ・レスタが急きょ予選から出走したことがある。

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