フェルスタッペン、ホンダとの関係強化を歓迎。ガスリーも「チーム内では今もホンダPUと呼んでいる」
マックス・フェルスタッペンは、日本GPを前にレッドブルとの関係強化を発表したホンダについて、将来的にホンダがF1復帰をしたら歓迎すると話した。
Max Verstappen, Red Bull Racing RB18
Simon Galloway / Motorsport Images
新型コロナウイルスのパンデミックを経て、3年ぶりの開催となる日本GP。レースのタイトルスポンサーを務めるホンダは、開催を前にレッドブルとの関係強化も発表した。
今季残りのレースには、レッドブルとアルファタウリのマシンに『HONDA』のロゴが入り、セルジオ・ペレスがホンダ・レーシングスクールのアンバサダーに就任している。
レッドブルの2026年以降のパートナー候補だったポルシェとの提携が破談となり、今もレッドブル・パワートレインズをサポートしているホンダが、F1に復帰するのではないかと噂されている中での関係強化に、多くの注目が集まっている。
ただ、ホンダは現時点では技術支援の内容などに変更はなく、F1活動に関する考え方も変わっていないとしている。
ホンダのサポート強化について尋ねられたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、次のように語った。
「クルマに(ホンダの)フルネームが帰ってきたのは素晴らしいことだ」
「すでにHRC(ホンダ・レーシング)のロゴはすでにクルマについていたから、ホンダが離れたとは感じていなかったんだ」
「でも、母国グランプリを前にして、彼らがマシンに戻ってきたことは特別なことだ。僕たちは共に本当に上手くやっている。仕事上の関係という点で、本当に楽しい。昨年と比べても、あまり変わっていない」
「その名前が戻ってきたこと、より目立つようになったことをとてもうれしく思っている」
「将来について、今話すのはまだ早すぎる。でも一般的に考えて、F1にホンダの名前があるのは素晴らしいことだと思う。彼らが戻ってきたとしたら、とてもナイスだ」
アルファタウリのピエール・ガスリーも、実態はあまり変わらないとしつつも、ホンダの名前が戻ってきたことを喜んだ。
「エンジンの話をするときは、いつもホンダのパワーユニットと呼んでいるんだ」
「僕らにとっては、事務処理が少し変わっただけで、何も変わっていないような気がするんだ」
「ただ、彼らが戻ってきたこと、そして100%に近い形でもう一度コミットしてくれることが嬉しいんだ」
ガスリーは、ホンダがF1活動終了を発表したことについて、「チャンピオンシップを勝った後に彼らが去った時はとても驚いた」と振り返った。
「僕は『OK、彼らが輝くときが来たんだ』と思った。彼らには彼らなりに辞める理由があったんだ」
「彼らはすぐに『OK、我々はまだ足場を残しておきたい、レッドブルとの契約に資金を提供して、まだこのスポーツにコミットしていたい』という感じになったんだ」
「全体的に、ホンダはF1のパドックで適切なマニュファクチャラーだと考えられているだろう」
「彼らはF1でトップチームを走らせるだけの設備やリソースを持っている。将来的に、何らかの形で彼らを見ることができると願っている」
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