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トヨタ育成の中村仁がフォーミュラリージョナル中東で初勝利! 日本勢最上位に浮上。ランキングではジルテールが首位キープ

フォーミュラ・リージョナル中東選手権(FRMEC)の第3ラウンドが開催され、トヨタの育成ドライバーである中村仁がシリーズ初勝利を挙げた。

Jin Nakamura, R-ace GP

 2月7日(金)から2月9日(日)にかけて、ドバイ・オートドロームでフォーミュラ・リージョナル中東選手権(FRMEC)の第3ラウンドが開催された。

 1月に開幕したFRMECの2025年シーズンは全5ラウンド。各ラウンド3レース、各レース30分の計時制で開催されている。

 アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開催された第1ラウンドと第2ラウンドを終えた段階では、ARTグランプリのエヴァン・ジルテールが2勝でランキング首位。同じく2勝のフレディ・スレイター(ムンバイ・ファルコン・レーシング)がランキング2番手につけていた。

 ドバイでの第3ラウンドの予選1では、ジルテールがポールポジションを獲得。元F1ドライバーであるルカ・バドエルの息子のブランド・バドエル(PHMレーシング)が2番手、ウーゴ・ウゴチュク(R-ace GP)が3番手と、マクラーレン育成のふたりが続いた。

 レース1はクラッシュが相次ぐ展開。セーフティカー出動が続き、最終的に赤旗終了となり、序盤から集団をリードしていたウゴチュクが勝利を掴んだ。2位はバドエル、3位にジルテールが入った。

 今年のFRMECには3名の日本人ドライバーがレギュラー参戦しており、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権(FRECA)やマカオGPで経験を積んだリー海夏澄(ARTグランプリ)が6位、2024年にフランスF4でタイトルを獲得したホンダ育成の加藤大翔(ARTグランプリ)が9位。10位にトヨタ育成でスーパーフォーミュラ・ライツやマカオGPを経た中村仁が入った。第3ラウンドからはイタリアF4やユーロ4で腕を磨いた山越陽悠もピナクル・モータースポーツから参戦したが、10周目にレースリタイアとなった。

 レース2はレース1の上位10名がリバースグリッドとなるため、中村はポールスタートのチャンスを得た。フロントロウには同郷の加藤が並んだ。

 レース2のスタートでは中村が首位をキープ。2番手からは加藤を抜いたスレイターがプレッシャーをかけた。スレイターはレース終盤にかけて激しく攻め立てるも中村は一歩も引かないディフェンスを見せ、シリーズ初勝利を僅差のポール・トゥ・ウィンという形で挙げた。

 その他の日本人ドライバーは、リーが10位、加藤は2番手からポジションを下げて12位、山越が19位だった。

 レース3に向けた予選2では、再びジルテールが速さを見せてポールポジションを獲得。ウゴチュクがフロントロウに並び、日本人最上位は中村が勢いそのままに8番手につけた。

 スタートではウゴチュクが抜群の蹴り出しを見せるも、ターン1でジルテールがポジションを奪い返した。その後方では、リーが序盤の混乱の中で他車と接触しサスペンションを破損。早々にレースから姿を消し、セーフティカー出動となった。

 その後も多重クラッシュが発生するなど荒れた展開となったが、ジルテールはリスタートでウゴチュク以下を抑えてシーズン3勝目を挙げ、ランキング首位のリードを39ポイントに広げた。

 レース3での日本人最上位は、ランキング2番手のスレイターやランキング3番手のバドエルらと激しいバトルを展開した山越の8位。加藤は10位、中村は12位だった。ランキングでは中村が8番手、リーが9番手、加藤が10番手で並び、途中参戦の山越は16番手となっている。

 FRMECは残り2ラウンド。次戦は三度ヤス・マリーナへ戻り、2月14日から2月16日にかけて第4ラウンドが開催される。

 

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