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巻き込まれ転倒バニャイヤ、ペナルティ無しの判断スチュワードを批判「F1も入れ替えがあったし、変える必要があるのかも」

MotoGP第9戦カタルニアGPで中上貴晶の転倒に巻き込まれてリタイアとなったフランチェスコ・バニャイヤだが、彼はペナルティ無しと判断したスチュワードを批判している。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing leads, Takaaki Nakagami, Team LCR Honda and Alex Rins, Team Suzuki MotoGP crash, Francesco Bagnaia, Ducati Team behind

写真:: Motogp.com

 MotoGP第9戦カタルニアGPの決勝で、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは転倒でレースをリタイア。原因となった中上貴晶(LCRホンダ)に対してペナルティを科さないスチュワードを批判している。

 バニャイヤが中上の転倒に巻き込まれてしまったのは、レース1周目のターン1という超序盤。中上がターン1のイン側に深く入りこんだ際に転倒すると、ちょうど前方を走っていたバニャイヤのリヤと中上のヘルメットが接触。バニャイヤもバランスを崩し、クラッシュにつながってしまった。

 中上の転倒は同時に、アレックス・リンス(スズキ)も巻き込むことになったが、最終的にスチュワードはレーシングインシデントであるとして、ペナルティ無しと裁定を下した。この判断にリンスやバニャイヤは疑問を呈し、厳しく批判している。

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 バニャイヤは、中上の無事を祈りつつも、理解できないライディングだったと語った。

「怒ってはいないけど、ただガッカリしている」

「タカが大丈夫だといいんだけどね。でも彼はいつもこうしたことをしているから、レースディレクションが何もしないことには怒っていないよ」

「でも、彼も含めプロフェッショナルなライダーとしては、1周目のターン1で12番手から最初のブレーキングで10人も追い抜こうとしてクラッシュするのは考えられない」

「彼は多くのライダーのラインを横切っていた。僕があそこにいなかったら、彼は間違いなくグラベルでレースを終えていただろう。彼があのブレーキングで何を期待していたのか分からないんだ」

「すぐに戻れるコトを願っているけど、彼が戻ったらこの件について聞いてみたい。

「僕らは常に安全について話してきたし、Moto3ライダーがどれだけ危険なことをしているかを話しているんだ。最近のレースでは、予選でのスリップストリームもあって、こうしたクラッシュも発生していた。そしてムジェロとここで、同じライダーがまたクラッシュを起こすのは、受け入れられないよ」

 バニャイヤが転倒に終わった一方で、ポイントリーダーのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は優勝。その結果彼らのポイント差は66ポイントにまで広がってしまったが、バニャイヤはまだタイトルを狙う”可能性”はあると考えている。

 そして今回のクラッシュに関してペナルティ無しの判断を下したことは、スチュワードパネルの交代の可能性を含めて批判を展開した。

「ルーチョ・チェッキネロ(LCR代表)でさえ、フレディ・スペンサーが(スチュワードパネルに)加わることで、より能力が向上することを望んでいた。だけど、そんなことはなかった」

 バニャイヤはそう語る。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing leads, Takaaki Nakagami, Team LCR Honda and Alex Rins, Team Suzuki MotoGP crash, Francesco Bagnaia, Ducati Team behind

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing leads, Takaaki Nakagami, Team LCR Honda and Alex Rins, Team Suzuki MotoGP crash, Francesco Bagnaia, Ducati Team behind

Photo by: Motogp.com

「もう少し常識的になるか、少なくとも世界選手権ではもう少し高いレベルの能力が求められる」

「ナカガミのデータを見に行く必要はない。彼が間違ったタイミングでブレーキをしていたのは明らかだ」

「彼は僕より前からMotoGPに参戦していて、少なくともターン1で誰かを放り投げることのない能力を備えていることが求められている。彼のキャリアを振り返ると、彼は先頭に出た時にフィニッシュしたことがない。これではダメだということを理解してもらうために、行動を起こす時だったのかもしれない」

「今年の開幕戦で、僕はミスを犯して(プラマックのホルヘ)マルティンとクラッシュした。でもそれも1周目のターン1ではなかった。特にそういった繰り返しがあるなら、少しマージンを保っていく必要があるのはみんな知っている。彼がこうした状況で転倒するのは初めてではない」

「僕は、これがかなり無責任なライディングだと思う。だから彼に何のペナルティも下されなかったと分かったときには、驚かされた。特に元ライダーがスチュワードにいることもあって、あまり受け入れられるものではない。だからセーフティ・コミッションで話をすることになると思う」

 そして、バニャイヤはこうしたレース運営の判断について、F1のレースディレクターが今年交代した様に、何かを変えなければならないのかもしれないと語った。

「F1では、マイケル・マシが失敗して更迭されていた。僕はライダーがこういうことにもっと発言すべきだと思う。僕はベテランというわけでもないから、あまり言ってこなかったんだけど、こうした出来事は何年か前から議論されていたし、何かを変更する必要があるのかもしれない」

 
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