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2位クアルタラロ、バニャイヤに”完敗”認める。「オーバーテイクはムリだった」

MotoGP第6戦スペインGPで、ファビオ・クアルタラロはフランチェスコ・バニャイヤに敗れ2位フィニッシュとなった。彼は今回、バニャイヤを破ることは不可能だったと振り返った。

Francesco Bagnaia, Ducati Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ヘレス・サーキットで行なわれたMotoGP第6戦スペインGPは、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが完勝。ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は2位となったが、今回バニャイヤを打ち負かすことはできなかったと話した。

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 スペインGPのレースウイーク、最強と目されていたのがこのバニャイヤとクアルタラロ。バニャイヤはレコードラップを更新する速さでポールポジションを獲得し、FP4でのロングランペースも秀でていた。

 決勝レースではバニャイヤが終始先行。ただクアルタラロは常にバニャイヤの後方に控えており最終ラップまでその構図は変わらなかった。

 クアルタラロはその際、フロントタイヤの内圧上昇によってある段階では若干距離を離す場面もあった。そして最終盤の数周にかけて彼は再び接近。しかしオーバーテイクを狙うことはできず、0.285秒差の2位でフィニッシュとなった。

 クアルタラロは、バニャイヤをオーバーテイクするのは不可能だったと語っている。

「ああ、厳しかったよ」

 クアルタラロはレースをそう振り返った。

「僕は最初の1~3周でペッコ(バニャイヤの愛称)をオーバーテイクするのを目指していた。でも彼は凄く速かった。ブレーキングも凄く鋭く深かった」

「だから大変だったよ。彼の後ろでフロントタイヤは圧力と温度が上がってしまっていた」

「それでペッコとの間に少しギャップを設けなければならなかった。彼の後ろで乗っていられなかった」

「ラスト数周はどうにかしようと、ベストを尽くした。でも彼は本当に速くて一貫性があったから、オーバーテイクを仕掛けることは不可能だった」

「今回のレースについては本当に満足している。僕のペースも強力なモノがあったからね」

 またクアルタラロは最終ラップをプッシュする中で、ターン11でフロントのグリップを一瞬失う瞬間があったことで、諦めがついたとも説明している。

「ラストラップで、僕は狂ったようにプッシュしていた。でもターン11を高速で抜けて、最終コーナーへ向かおうとしていたんだけど、そこでフロントのグリップを一瞬失ってしまった」

「それで『オーケー、ゆっくり行こう』と考えた。まだコーナーはふたつ残っていたけど、最終コーナーでもペッコを追い抜くチャンスはなかった」

「ラストふたつのコーナーでは僕も楽に行けていた。でも、トライすることはできなかった。それはペッコがひとりで、誰かの後ろを走ることはなかったことが要因にある。その方がフロントタイヤにはずっと良いんだ」

「とは言うけれど、彼はそのチャンスを得るために、序盤の数周を凄く上手くやっていたと思う」

 
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