Astemo REAL RACINGが体制発表。イメージ一新した真紅のマシンで昨年の雪辱果たせるか
日立Astemoが3月14日にメディア向けローンチイベントを開催。スーパーGTに参戦するAstemo REAL RACINGが体制を発表し、2021年シーズンに向けた意気込みを寄せた。
2021年1月1日付で株式会社ケーヒンと経営統合した日立Astemo株式会社。彼らは今シーズンから、昨年までケーヒンがスポンサードしていたリアルレーシングを“Astemo”ブランドで支援していくことになっているが、3月14日にメディア向けのローンチイベントが実施された。
スーパーGTに参戦するAstemo REAL RACINGは、17号車Astemo NSX-GTをGT500クラスに送り込む。監督は金石勝智、ドライバーは塚越広大、ベルトラン・バゲットで変わりないが、マシンカラーリングは昨年までのブルーから一転、Astemoのブランドカラーであるレッドに変更されている。
監督の金石は、KEIHIN NSX-GT時代に積み上げたものを活かし、昨年タイトルを逃した悔しさを晴らしたいとコメントした。
「今まで12年間お世話になったケーヒンさんから日立Astemoさんに変わりましたが、基本的には色んなものを引き継いでいると思っています。ケーヒンさんと共に積み上げた経験や力を、今年に活かせるようにより一層頑張りたいと思います」
「去年は2勝を挙げ、ランキングトップで最終戦に臨みましたが、レースは4位に終わり、シリーズ3位となりました。その分を取り返すために、タイトル獲得を目指します。皆さん応援よろしくお願いします」
また長らく17号車のドライバーとして活躍している塚越は次のように語り、ブランドに恥じない走りをしたいと意気込んだ。
「僕はフルシーズン参戦してからずっとケーヒンさんの看板を背負ってきたので、感謝の気持ちがありますし、Astemo REAL RACINGとして一緒に走れることは光栄です。これまでのケーヒンのイメージを引き継いでチャレンジしていくことになると思うので、そのブランドに恥じない結果を残したいです」
そして塚越のパートナーとして戦うバゲットも、新カラーリングで臨む2021年シーズンへの期待感と、タイトル奪取への並々ならぬ思いを覗かせた。
「過去2年間ケーヒンのサポートの下、青いマシンで走ってこれたことに感謝している。今年はAstemoの赤にカラーリングが変わるけど、赤は僕の父親の会社のカラーでもあるので思い入れがある。だからその色をまとって戦えるのが楽しみだ」
「今年の目標は何としてもチャンピオンだ。去年は最終戦でそれを逃してしまい、とても悔しい思いをしたので、そこが一番の目標だ」
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