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メルセデス、今後は無視できない存在に? レッドブル連勝街道もチーム代表がイギリスGP強敵を予想

メルセデスF1は2022年シーズン、厳しい状況が続いている。しかし現在チャンピオンシップのをリードするレッドブルは、イギリスGPでメルセデスが大きなライバルになるかもしれないと考えている。

George Russell, Mercedes W13, Max Verstappen, Red Bull Racing RB18

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1の2022年シーズンはこれまでのところレッドブルがフェラーリと共に2強を形成。昨年のコンストラクターズチャンピオンであるメルセデスは、一転して苦戦してしまっている。

 メルセデスは今シーズンからの新レギュレーション下でポーパシングとバウンシングの問題に苦しみ、マシンから最大限のパフォーマンスを引き出しきれない状況が続いていた。

 それでも第9戦カナダGPではルイス・ハミルトンが3位、ジョージ・ラッセルが4位を獲得。辛抱強く改善を目指して作業が続けられている。

 今週末はシルバーストンでイギリスGPが行なわれるが、チャンピオンをリードするレッドブルは、苦戦するメルセデスを軽視しておらず、今後巻き返してくるだろうと考えている。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は今後のレースにおいて、メルセデスが”計算しなければいけない要素”になると考えているかと問われると、次のように答えた。

「間違いなくそうだ。彼らはシルバーストンで強くなってくるだろうと思っている」

「そうならないという理由がどこにあるんだ? ポール・リカールも同じだ。フェラーリもシルバーストンでは同様に速いだろうと考えている」

「レイアウトの特性からして、(シルバーストンは)我々にとってはよりチャレンジングなサーキットになる可能性がある」

「6連勝を挙げていることは素晴らしいが、シルバーストンは恐らく最もチャレンジングなレースとなるだろう」

 レッドブルが警戒するメルセデスは、イギリスGPを過去10年間で8勝するなど、かなりの勝率を誇っている。

 メルセデスはイギリスGPでさらにパフォーマンスを改善し、フェラーリとレッドブルに挑むべく、マシンにアップデートを用意している。

 一方のレッドブルは早くから積極的なアップデートを実施。そのためホーナー代表は、8月のサマーブレイクに入るまでの間に「大きなモノ」は計画していないと話しており、”控えめな”進化になるだろうと明かしている。

「寿命を迎える毎に、新しいコンポーネントが投入されることになる」

「例年見られてきた開発とは、かなり異なったモノなんだ」

 
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