「肩の状態が予想より悪い……」マルケス、セパンテストは“忍耐の時”
MotoGPセパンテスト初日を12番手タイムで終えたマルク・マルケス。12月に右肩の手術を受けているが、予想よりも身体の状態は悪いと語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
2019年のMotoGPチャンピオンとなったマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)。彼は昨年11月のポストシーズンテスト後に、負傷していた右肩の手術を受けた。
昨年の手術の結果三角筋に衰えがあり、MotoGPバイクを思うようにコントロールできるだけの筋肉量を構築できていないようだ。
「バイクに乗る前から苦労することは予想していた。でも実際バイクに乗って走ってみると、予想していたよりも悪く感じられたんだ」と、セパンテスト初日を終えたマルケスは語る。
「特にポジションで言うと、コーナーで肘を使うのが難しかった」
「それから徐々に肘を使い始めた。最初の走行はエネルギーがある状態で始めて、1分59秒台のタイムが出た。でも、すぐに(ピット)ボックスに戻った。その時に、ゆっくりと一歩一歩忍耐強く行く必要があると感じたんだ」
この日、マルケスはテスト初日の目標だったという30〜35周を上回る37周を走行。彼はテスト2日目に45周走ることを狙い、最終日まで“生き残る”ことを目指している。
「僕が去年のセパンテストで学んだことは、忍耐強くあること、ラップタイムのことは忘れること、そしてライディングを試して、自分のベストを見つけようとすることだ」
「僕はまだ速く走る準備ができていない。今、仮にレース距離を走るなら、僕は確実に走りきれないだろう。でも明日より感触が良くなって、3日目にはまた良くなるかをどうかを見ていく、これが主な目標なんだ」
「今の僕には忍耐が必要、というのは本当だ。いちばん大事なことは良いベースを見つけることだ。開幕戦カタールはまだ1カ月先で、その前にはテストもある。だから僕らは忍耐強く、そして落ち着いている必要があるんだ」
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