F1のハイブリッドをアピール! ブラジルGPから新たなブランディングを使用
F1は、ブラジルGPからハイブリッド・パワーに焦点をあてた新たなブランディングを行なうようだ。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
F1は2014年シーズンからV6ターボ+ハイブリッドシステムを搭載したパワーユニット(PU)を導入してレースに臨んでいる。PUは70年の歴史の中で、F1最速のマシンを生み出す重要な役割を果たしたと言ってもいいだろう。
しかしこのPUは、導入当初からサウンド面で批判を受けた他、環境への配慮や技術面での進歩といったところに焦点があてられてこなかった。
そこでF1は、ハイブリッド・パワーの使用を強調するために、今週末のブラジルGPから新しいグラフィックとブランディングを使用する予定だ。
新しいグラフィックでは、グリーンと青の背景を使い、F1ロゴの下に『Powered by hybrid since 2014』のタグラインが加えられている。この画像はテレビ放送などで使用される他、パドックやホスピタリティ、ピットレーンでもF1の取り組みを明確にアピールするために使用される。
F1 Hybrid Logo
Photo by: Liberty Media
PUは52%の熱効率を達成した世界で最も効率的なエンジンであり、F1はシリーズとしての持続可能性の向上に向けて、継続的に努力を続けている。
2022年からは、バイオエタノールが10%含まれたE10燃料を使用。2025年以降に導入される次世代PUでは、100%持続可能な燃料を使用する計画だ。
モータースポーツ・ネットワークがF1とニールセン・スポーツと共同で実施した最近のグローバル調査によると、ファンは特に新しい燃料での持続可能性の推進に関心を持っていることが分かっている。
調査に参加したファンの55%が、F1は完全に持続可能な燃料の開発において世界のリーダーとなるべきだと考えていると回答し、67%のファンが将来的にそうした燃料を導入することをF1が計画していると、すでに知っていると答えている。
また、多くのチームが独自の環境計画を発表しており、ウイリアムズ、メルセデス、フェラーリなどはFIAのプログラムで最高ランクの三つ星認定を受けている。
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