ハミルトンを抑え込むのは”難しくなかった”ガスリー「僕も彼と同じくらい苛立っていたんだ!」
アルファタウリのピエール・ガスリーは、F1エミリア・ロマーニャGPの決勝レースで、メルセデスのルイス・ハミルトンを抑え込むのは「それほど難しいことはなかった」と語る。
写真:: Red Bull Content Pool
アルファタウリのピエール・ガスリーは、F1エミリア・ロマーニャGPの決勝レースを12位でフィニッシュした。ガスリーはレース中、長いことメルセデスのルイス・ハミルトンを抑え込み、最後まで封じ切ることに成功したが、これは「それほど難しいことではなかった」という。
ガスリーはエミリア・ロマーニャGPの決勝レース後半、前にアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、後ろにハミルトンという3台による接近した編隊を組んで走行していた。
その編隊の中でも、ハミルトンには最も力強いペースがあるように見えた。しかしながらメルセデスはトップスピードが伸びておらず、メインストレートを含むDRSゾーンでガスリーを攻略することができず、ついにそのままのポジションでフィニッシュすることになってしまった。
ガスリーとしては、前にアルボンがいたために自身もDRSを使えたということも、ハミルトンを封じる手助けになったと言えるだろう。
ガスリーは自身のレースを振り返り、ハミルトンが自分を抜けなかったのと同じように、アルボンを攻略するのは難しかったと語った。
「僕にとっては、レース中に起きたのはそれだけだった」
そうガスリーは語った。
「彼(ハミルトン)は僕の後ろに詰まっていて、僕は(ウイリアムズの)マシンの後に詰まっていた。ただのトレイン状態だったんだ」
「特にエキサイティングなレースではなく、とても苛立たしいモノだった。DRSを使っても突破することができず、攻撃に向けて備えることもできなかった」
「予選が悪かった時……つまり予選でミスをして、後方からスタートした時には、非常に難しいことになることを僕らは分かっている。僕らはその代償を今週末払わされたんだと思う」
そして、ハミルトンを抑え込むことは難しかったかと尋ねられたガスリーは、次のように語った。
「簡単だったとは言えないけど、それほど難しくはなかった」
昨年のモナコGPでも、ガスリーはハミルトンを抑え込んでみせた。今回のレースは、その時を思い起こさせる。
「彼には申し訳ないけど、オーバーテイクが難しいコースで、いつも僕の後ろに詰まってしまっているみたいだね」
「でも僕も、彼と同じくらい苛立っていた。何らかの理由で、DRSを使ったとしても今年はここでオーバーテイクするのがとても難しかったんだ」
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