ルクレール、大クラッシュ乗り越え予選4番手。事故現場のターン22で「目をつぶった!」とジョークも
F1サウジアラビアGP予選を4番手で終えたシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、FP2でクラッシュしたターン22で思わず目を閉じたとジョークを飛ばした。
写真:: Jerry Andre / Motorsport Images
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1第21戦サウジアラビアGPの予選4番手を獲得。大破したマシンを修復したチームに、可能な限り最高の結果で応えた。
ルクレールはFP2終盤にターン22でリヤのグリップを失い、ウォールに激しくクラッシュ。チームは大破したマシンをひと晩かけて修復した。
驚くべきことにルクレールのシャシー、パワーユニット共に無事だったため、ルクレールは”可能な限り最高の方法”で、メカニックに恩返しをしたいとコメントしていた。
Leclerc shunted heavily in FP2
Photo by: Glenn Dunbar / Motorsport Images
ルクレールは、Q3最後のアタックでもターン22で挙動を乱したが、それでもタイムアップに成功。メルセデスの2台やマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ4番手に入った。
「これ以上は期待できなかったと思う」と、ルクレールは振り返った。
「あのラップは本当に良かったけど、本当に限界だったんだ。ファストラップのターン22では、目をつぶっていたけど、うまくいったね!」
「非常に良いラップだったので、明日は4番手からスタートできることをとても嬉しく思っている」
「目を閉じていたというのは単なる表現で、しっかりと目は開けていたんだけどね! でも、リヤを失ってしまったので、正直なところ、昨日と同じような結末になってしまうのではないかと思っていた」
「でも今回はコース上に留まることができた。だからとても嬉しかったんだ」
ルクレール曰く、モナコGPとアゼルバイジャンGPの予選でポールポジションを獲得。ストリート・コースでの自信が、今回のパフォーマンスにつながったという。
「結局の所、ストリートサーキットでの自信が最も大きな違いを生むんだ」
「全体的には、毎回みんなが僕に、自信が持てるようなクルマをくれるんだ。でも昨日のようなことがあったから、ここは非常に難しかった」
「FP3最初のラップからQ3最後のラップまで、一歩一歩進んでいくしかなかったんだ。そしてそれがうまくいった」
「今日一日中、ターン22を見ると自信が持てなかった。でもQ3最後のラップでは、それまでのラップよりもコンマ2秒ほど向上することができたんだ」
クラッシュの衝撃で、土曜朝の段階で足と頭が痛かったというルクレール。体調は100%ではなかったと認めたが、それよりも「とても嫌な感じがした」というクラッシュの後に、マシンが修復できたことに驚いたと語った。
「最初にリヤからぶつかって、リヤがすべての衝撃を受けてしまった。それなのに、エンジンが何ともなかったのはクレイジーだよ」
「シャシーが衝撃を受けたのはその後だった。そっちの方が衝撃は少なかったけど、それでもかなり大きな衝撃だったよ」
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